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- 彌天芙敬に倣う(6月の経過) に Nobuo Morishima より
「映画」タグアーカイブ
過ぎ去りし日々・今・此れから
若者は明日に生き、壮者は今に生き、老人は遠い日々に生きる、などと言われる。梅雨の朝、そぼ降るこぬか雨は過ぎし日々に浸るに程よいものである。紫陽花の葉を流れ下る雨雫を横目に、アルバム・アーカイブをスライドショーで再生する朝 […]
『過ぎ去りし日々・今・此れから』の続きを読む»
梔子の花の香
クチナシ(梔子)が咲いた。花の色は梅雨空に映えて白く、甘い香りを高く放っている。カンヌ映画祭でパルムドールを獲得したことから話題になっている、06/08(金)公開の「万引き家族」。 公開日と土曜・日曜をはずして昨日(06 […]
『梔子の花の香』の続きを読む»
沙羅双樹の花の色
沙羅双樹の花の色は白である。こう書き出して、時分々々の花の色を思った。一月は蠟梅の黄色、二月は梅の紅、水仙の白、三月は桜、四月はツツジ、五月はサツキ、そして六月は沙羅双樹(夏椿)というわけである。
『沙羅双樹の花の色』の続きを読む»
健さん 逝く
健さんが逝った。健さんは茫猿が名前で呼ぶ唯一の俳優だった。 網走番外地や昭和残侠伝の頃の健さんはそれほど好きではなかった。共演する鶴田浩二や池辺良の方が好きだったように記憶する。若い健さんより、陰をにじませる鶴田浩二や池 […]
『健さん 逝く』の続きを読む»
山法師開花
我が陋屋の庭のシンボルツリーと思っている山法師が咲き始めた。 まだ黄緑色を少し帯びている花が霧雨に濡れている。
『山法師開花』の続きを読む»
山桜
何度も取り上げてきた鄙桜の話ではない、映画の話である。 藤沢周平原作の短編小説を映画化したものである。 原作は1981年頃に発表された文庫本にして20頁ほどの小説を、映画化して2008/05に公開されたものである。 「山 […]
『山桜』の続きを読む»
年越しは健さんと
2012年の年越しは高倉健さんと過ごすことになりそうです。 NHK・BSプレミアムでは「年越し映画マラソン 〜健さんと年越し〜」特集が予定されています。
『年越しは健さんと』の続きを読む»
シネマin鄙
事務所を鄙に移転した後に、束の間に終わった晴耕雨鑑の日々から、本格的な晴耕雨読の日々に移って早や3年が過ぎた。 雨読とはいっても以前に網膜剥離を患い、最近はその後遺症からか衰えはじめた右眼にとって、長い時間、本を読むこと […]
『シネマin鄙』の続きを読む»
The Iron Lady
雨が上がると季節は春分過ぎの春です。 陽射しは春そのもの、雲の色も空の色も風の色も春を感じます。桜の季節はもうすぐそこに来ていると思えば、やはり年々歳々花相似たりと思わざるを得ません。歳とともに刻の過ぎゆく速さも否応なく […]
『The Iron Lady』の続きを読む»