昨今の鑑定業界あれこれ

 梅雨入りを思わせるような五月雨の日々が続いているなか、鑑定業界内外にも幾つかの胎動が見られる。 順不同で列挙しておく。
 なお、岐阜県士協会主催の「ホテル・ゴルフ場等事業分析の具体的手法」講演会は、一般公開講演会(市民講座)です。


《3.11震災に関連して》
福島県不動産鑑定士協会に震災復興対策室が設置されている。
 福島士協会公式ブログによれば、震災復興対策室には震災影響調査委員会とふくしま新生委員会が設けられており、震災影響調査委員会では震災後の不動産市場の動向、更には原発事故による不動産市場への影響等を調査分析してゆくとのことである。また、ふくしま新生委員会では、大震災及び原発事故からの復興再生に関する事項を所管するとのことである。
・宮城県不動産鑑定士協会においても震災土地評価委員会が立ち上がっているとのことである。
《鑑定評価の将来に関連して》
・Mr.X氏の「難しい試験に受かったのにやってられねー僕らの行く末は?」:対策編が一挙公開されている。 一部引用すれば。 対策編-1

一般にパワーの源泉はマネー、人事権、情報といわれている。鑑定士が発揮できるとしたら情報しかないだろう。鑑定業界は不動産の価格情報についてオーソリティ(権威)をめざすべきである。そのために不動産の価格情報の収集は最も重要な位置づけとなる。さらに協会として世の中に散乱もしくは埋没している情報を整理できればいずれ力になる。(サイトより引用)

・清水千弘氏の講演会
 関東甲信越不動産鑑定士協会連合会主催の清水氏講演会(2011.5.19 )レジュメが公開されている。
 第Ⅰ部「不動産価格とは?」
 第Ⅱ部「不動産鑑定士の社会的役割」
・岐阜県不動産鑑定士協会では、6/17に岐阜産業会館に於いて小林弘昇氏を講師に招いて「ホテル・旅館とゴルフ場の収益価格算定における事業分析の具体的手法」と題する一般公開研修会を開催する。
 《参加申し込み等、詳細はこちらから》    (05/15、会場定員満了につき受付は締め切られました。)
・東証が住宅価格指数の試験公表を開始している。(4/26)

 当指数は、首都圏の既存マンション(中古マンション)に関して、財団法人東日本不動産流通機構に登録された成約情報を活用し、同質性を有する物件の価格変化に基づいて算出された国内初の指数です。不動産価格の動向に関する一つの指標となるため、J-REIT(上場不動産投信)を含めた不動産投資市場の活性化が期待されるとともに、既存住宅の価格動向に関する国際的な比較も可能となります。(サイトより引用)

・地理情報について
 NSDIでは、REAMAPクライアント版の構築が最終段階にきている。 これはReaMapに「クライアント版機能」をインストールして「統一フォーマット及びCSVファイル」を取込み、各種不動産事例資料について一括して主要施設名、道路距離を取得するとともに、地図に位置を表示させる機能である。 ReaMapクライアント版の速やかな公開が待たれる。

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昨今の鑑定業界あれこれ への1件のフィードバック

  1. 寺村 建一郎 のコメント:

    「ホテル・ゴルフ場等事業分析の具体的手法」講演会の紹介ありがとうございます。
    当日、講演会終了後、一般参加者2名(経営コンサルタントと大垣の不動産業者)、県外鑑定士10名弱を加えた懇親会を予定しています。
    明日総会終了後募集(県内サイボーズ上にて)を開始しますので時間が許すようでしたらご参加下さい。
    時間は18:00~集まり方次第ですが、場所はグランベールかサフランを予定しております。

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