一昨日は鑑定協会企画委員会に久しぶりに出席していました。翌日は蔵の町川越と鉄博を訪れてきました。企画委員会について報告したいことも多くがありますが、それは後日のこととして先ずは蔵と鉄博です。
実は朝早く愛宕山のホテルを引き払い鉄博(鉄道博物館)が移転開設された埼玉県大宮駅に向かったのですが、朝早すぎて開館までに時間があったことから急遽川越を思い出したのです。鑑定士ブロガーのひとり埼玉の今西芳夫氏が氏のブログで紹介している小江戸川越:蔵の町を訪れてみようと思い立ったのです。先に今西氏に表敬をと思いましたが急な訪問でもあり、氏は現地実査にお出かけでお目にかかれませんでしたが、事務所から氏に電話でご挨拶してから町並み探索に出ました。今西氏の事務所は蔵の町の真ん中に位置しており、蔵の町散策起点には絶好の場所です。
今西氏の事務所付近から眺めた蔵の町
本通りをちょっと入った路地におしゃれなお店がありました。なぜか「うんどんのお店」だそうです。ところで、小江戸は「ショウエド」とは読みません。「コエド」です。この意味は今西氏によれば小さい江戸ではなく、小粋な江戸なのだそうです。小(粋な)江戸とは粋というか、おしゃれな命名だと思いませんか。
昼前にはお仕事を終えられた今西氏が事務所に戻ってこられ、久しぶりの再会がかないました。氏に昼食をごちそうになり、あちこち、ご案内いただいたのです。今西様には何かとお忙しいなか、たいそうお世話になり有り難うございました。鄙からの発信:定番の川越の蓋です。蓋のデザインは蔵の町並みと時の鐘です。今西さんに「蓋を撮るのでしょう」と促されて撮影した一枚です。
氏にご案内いただいた喜多院は江戸期収蔵品のみごとな宝物殿から本堂への渡り廊下というよりは回廊です。中央が太鼓橋になっています。喜多院サイトでは「五百羅漢」を是非ともご覧下さい。五百羅漢様を一つ一つ拝顔していると、誰かに会えるというお話しがあります。茫猿も弟の顔を探して廻りました。
今西さんにご案内いただいた、鏡山醸造の醤油蔵も喜多院宝物殿も山里のお昼もとても素晴らしく美味しいものでしたが、なかでも山里で久し振りに氏とあれやこれやを語らったひとときは何物にも替え難い楽しい時間でした。「男冥利」、「友誼冥利」を実感する初夏のひとときでした。写真は川越祭博物館に展示されている山車(ダシ)の一つです。
午後からの会議に戻られる今西氏にお別れして茫猿は大宮駅へと向かい、大宮からは東北新幹線沿いに走るニューシャトルの客となり鉄博へゆきました。
鉄博とは鉄道博物館の略称で、マニアの間ではテッパクで通ります。
懐かしいボンネット型特急車両です。フラッシュが届きませんから粗い画面ですが、正しくは鉄博サイトでご覧下さい。
HOゲージで展開するジオラマです。開館後、間がないことや、汚しがされていないことからピカピカすぎて現実感が乏しいのがやや難ですが、スケールや作り込みはやはり鉄博です。。
博物館戸外に展開するミニ新幹線:遊具です。なぜか多くの大人達が楽しんでいました。ミニ新幹線の背後は実車です。
博物館は東北新幹線沿いに運行されているニューシャトル鉄博駅に隣接して設けられています。だから屋上ビューサイトからは、新幹線、ニューシャトル、ミニ新幹線や運転体験路線が一望の下に眺められますが、ガラス越しの撮影ですから映り込みがあるのは御容赦下さい。
運転体験は春休みの子供達よりも、これも大人達が喜んでいました。
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