花を巡り花を愛づ

Facebookに「過去の思い出」という、ノスタルジックというか、お節介というか、兎にも角にも二年前三年前の投稿を表示し、否応無く過去を振り返らせる機能がある。茫猿は特段の設定はしていないので、唐突に写真投稿が表示される。本日は三年前 2017/03/13投稿の写真五題が表示された。

見れば、三年前の春と今年の春は「年々歳々花相似たりず」なのである。三年前と同じく花は咲いているものの、咲く時期を異にしているのである。世の中は新型コロナ感染症がパンデミックの様相を示しつつあるし、経済は三年ぶりに株価18,000円を切って世界同時株安の様相を示している。そんな憂き世相をしばし忘れて花を巡り花を愛でるのである。

FB投稿をもとに、三年前の03/13と今日の花の姿を見比べてみる。いずれの写真も左が2017/03/13、右が2020/03/13の姿である。いずれの花も咲き終えたせいか、薄曇りの天候のせいか、なぜかみすぼらしい姿である。先ずは緋寒桜、三年前は咲き初めだったが、此の春は咲き終えて葉桜になりつつある。
   
こちらはマンサク、枯れてはいないが、どういうわけかまだ咲いていない。  

萼が緑の白梅、梅は完全に散っている。
       

萼が紅い白梅、こちらも花は散り小さな実がのぞいている。
   

サンシュユだけは年々歳々花相似る様子である。三年前に撮ったサンシュユは昨年の台風で倒れてしまい、此のサンシュユは別の木で花付きがまだイマイチである。
  

口直し気味に桜を巡ってみる。桜桃は今が花盛りである。

鄙桜は蕾が大きく膨らみ開花は遠くない。続いて、薮椿の赤、白、ピンク、そして雪柳である。
 
 

この日の伊吹の写真は真っ白い伊吹であるが、今朝の伊吹に雪は見えない。下のリンクをクリックすると三年前に飛び、そこからまた五年前の三月に繋がります。
花の季節・梅は半ばが佳し  投稿日:  》

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