梅雨さなか

母屋玄関の前、そして茫猿が常時起居する離れの前に位置する、柘植の植え込みを伐採し抜根する作業を始めたのは、梅雨入りの頃(06/07)だった。一二三石などと修学院離宮に倣って、勝手に自作庭自賛する茫猿であるが、その後も幾つかの設えを重ねている。《この記事は茫猿の備忘記録です。》

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9条入門

「9条入門」は2019.04.20に創元社より刊行された。発刊から一ヶ月も経っていない2019.05.16にお亡くなりになった加藤典洋氏の遺言ともいうべき書である。著者は『憲法9条』がどのようにして生まれたから書き起こして、朝鮮戦争や東西冷戦の激化にどのように影響され、サンフランシスコ講和条約(単独講和)にどのように影響したかを語りつむいでゆく。茫猿がこの書の発刊を知ったのは内田樹氏のブログによってである。
9条入門』(創元社) 「憲法の日に寄せて」(内田樹)

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梅雨入り

東海地方の今年の梅雨入りは昨日(2019/06/07)だった。先月末から干天続きだったから、昨日の降雨は恵みの雨だった。明け方や夕刻に水撒きをしなくてもよいのは助かるし、絹さやなどが終わった後に植えたサツマイモ苗にはもっと恵みの雨になった。

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生死の覚悟を読む

何処かのサイトだったか、TWITTERだったか、FACEBOOKだったかはもう忘れたが、高村薫氏と南直哉師が対談して「生死の覚悟」について語る書籍が05/20に発売されると知った。恐山院代の南直哉師と「マークスの山」の著者高村薫氏の対談であれば、この書を読まずして何書を読むと云うのかという思いでネット注文したのである。

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世事倦怠

表題は世事に倦怠する(飽きあきする)と読んでいただいても宜しいし、倦怠する世事と読んでいただいても所詮は同じことである。「鄙からの発信」は 2019.04.08掲載の「令和の変」以後は、「日本最西端の駅」、「御衣黄桜」、「苗物」、「葉桜」、「シンビジウム」、「白い花」などなど、身辺雑記や終活記事ばかりである。05.13以降、しばらく新規記事の掲載も怠っている。 世事について思うことが無いわけではない。気不せりに思うことばかりであるが、余りにも愚かしくて語る気にもならなかっただけである。

でも、このまま沈黙を続けることは、かつて自らに戒めた「疚しき沈黙」を為すこととなる。だからせめても二件だけでも触れておく。

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白い花

我が鄙里で白い花といえば、ヤマボウシ、ミカンそしてオオヤマレンゲである。山法師と蜜柑が咲いた。大山蓮華はまだ蕾も小さい。《他にも、石斛、梔子、夏椿、夾竹桃などもあるが、それらは皆夏の花である。》

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母の日は母の命日

五月晴れの朝、陽光に照らされて眩しく光る新緑が、涙が出るほどに美しく思われ撮ってみたのだが、レンズを通せば並みの新緑だ。カメラの性能なのか我が腕のせいかと、暫し腕を組む。

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父のシンビジウム

2010年の12月に亡くなった父が遺したものに”シンビジウムの鉢”が、確か12鉢あった。亡くなった翌年だったと思うが、株を分けたり鉢を入れ替えたりして管理を続けてきたものの、幾鉢かが枯死してしまい、今は五鉢を残すのみである。

そのいわば枯れ残った五鉢のなかの一鉢がようやくに花芽をつけた。此度の十連休にやって来る孫たちに見せたいと思ったが、彼女らが鄙里に居るうちに花開くことはなかった。同じように幼樹を植えてから三年目にして多くの花を咲かせた桜桃も彼女たちにサクランボ狩りを楽しませるには間に合わなかった。そんなこんなの「平成から令和への十連休てん末」である。

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車遍歴の顛末

04/20 に池袋で87才男性が運転する車が横断歩道で31才と3才の母子をはねて死亡させるという痛ましい事故が起きた。事故直後に元工業技術院院長氏は「アクセルが戻らなくなった」と詰まらない言い訳をしていたそうだが、車に不具合は認められずアクセルを踏み誤った事故とみられている。道路縁石に接触した後、数秒間で約150メートルも暴走(動転の余り茫然自失状態?)、ブレーキを踏むことなく速度を落とさないまま横断歩道に突っ込んだ模様である。

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葉桜とマンゴ

初夏を思わせる陽射しのなか、すっかり葉桜となった鄙ザクラの下で草むしりをしていて、ふと母の最後の花見が気になった。母の旅支度日記を開いてみると、4/8と4/10の記録に短い会話が残されていた。

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