草引きは早めに

 少し旧聞になりますが、石原都知事の「三国人発言」に際して、都庁
へよせられた意見は、発言支持が6割であったという、都庁相談提案課
の発表があった。
 この発表は鵜呑みにできない。なぜなら、発言直後の反響と大きく異
なること、及びマスコミの批判と知事の弁明記者会見後の反響であるこ
とにある。昨今では組織的に電話やFAXやEmailを利用する勢力
が存在するから、表面的結果を鵜呑みにすると間違いをしでかしやすい。
 統計的集計なるものは、集計データの母集団自体の信頼性や分布状況
を正確に検証しないと意味がないものとなる。第一、積極的に電話した
りFax送信したり、Emailを打ったりする人々の意見を全体意見
にすり替えることは慎まねばならない。危うい危うい。
 全般に、声が大きいひとに総論は引きずられ易い。といって、声を出
さないのをいつまでも美徳と考えていたり、陰口ばかりというのも褒め
られたものではない。昨今の経済事情に目を奪われていて、政治状況の
深刻化を等閑にしていると、危うい危うい。
 草引きだって、春先の芽の内に摘むのは易しいが、真夏の頃の根を張
り逞しくなった草を摘むのは容易なことではない。オノオノガタ、ご用
心召されよ。
 今週の「無名人語録・永六輔・週刊金曜日」より、引用を二つ。
「どんな玄人も素人だった。どんな古典も新作だった。」
「先生が面白くて、給食が旨かったら、不登校なんてないよ。先生がつ
まらなくて、給食がまずいのは誰の責任だ。」
http://www.jca.ax.apc.org/kinyobi/
「鄙からの発信・2000-0514」に、漢字変換ミスがありました。
茫猿も度々、木から落ちています。気が足りなかったんでしょうか。
それとも、天声が聞こえなかったのでしょう。∇(^_^)∇
「鰯の頭も、心事から」ではありません、「鰯の頭も信心からです」。
信心の頭は歳末の柊鰯を云うのでしょうか?
大羽鰯の頭は無理だが、目刺しの頭はほろ苦くて結構旨いものですが。
05.22付け「民家の再生」について、付け加えます。
降幡廣信先生のお仕事についての、写真及び図面集が刊行されています。
(株)建築資料研究社 刊 「民家の再生-降幡廣信の仕事」
 A4版 全214頁  税別 3,883円
電話 03-3986-3239  FAX 03-3987-3256
【予告】
鑑定協会でもなく、鑑定業組合でもない。第三の組織を企画立案し立ち
上げの準備中です。「法人格無き社団」&「商業法人」&「NPO or
NGO」というマルチミックス的な組織を考えています。
鑑定評価とか正常価格とか云う旧来型の思考枠から、離れることを目的
としたいとも考えています。近日中に大枠やら概略やらを「鄙からの発
信」に掲載する予定です。

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