東証REIT指数の下げ基調が止まらない。年初来、円高、株安、米国株も下げ基調である。自衛隊が再びインド洋に派遣されるさなか、四海波高しの気配なのである。
そんななか、東証REIT指数も下げ基調である。
以前にも紹介した雪風ファンドのJ-REIT研究室を、たまには覗いておきたい。J-REITデータ比較表をスクロールした次に、折々の雪風氏のコメント・エントリーが掲載されている。もちろん、データ比較表もざっと読んでおきたい。
ここでは、鑑定事務所名も掲載されているが、データを目論見書から得ているであろうから、雪風氏記事の真偽・当否は定かでないにしても、過去の鑑定事務所批判の経緯をみていても、あながち的はずれとも云えないのであろう。
例えば、こんなコメントに注目したいのである。
(注-1)AIGタワーの賃貸借契約に関する企業倫理上の問題
目論見書P71及びP77よりテナントは親会社1社と特定。区分所有権の売主も、P62よりAIGグループに属するものと確認しています。同社が○○不動産鑑定に適切な情報提供をし、作成された鑑定評価書を精査して問題が無いと認めたのであれば、相場並の賃料への値上げが至当でしょう。
なお、雪風氏は自らのサイトに次のようにコメントする。
『当方は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。すべての情報は自ら確認し、裏を取ることお勧めします。』
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