11.09 in 大阪

 11.09 は大阪に居ました。 不動産鑑定評価シンポジウム開催に併せて行いました、NSDIのRea Map デモに説明要員のひとりとして参加していました。 詳細報告は後ほどとして、先ずは取り急ぎPhoto Log をUPします。 このデモで少なからぬ会員から、ReaMapについて初めて知ったとか、ReaNet そのものについても情報が行き届いていないことを知らされて、大袈裟に云えば愕然としました。 知らしめる努力の足り無さを思い知ったということです。 ReaNet、ReaMap、 ReaJirei についての広報不足も、その普及を妨げている大きな要因であるということです。


 さて、その前夜にとある茶店にて煎茶をいただいたのですが、コーヒーや紅茶もよいのですが、このようにして自ら点てる煎茶も悪くないものです。 明日は我が茅屋に遠方からの来客がございますことから、これから此の様な煎茶セットを買い求めてこようと考えています。写真のセットは急須、湯呑み、湯冷ましの三点セットです。 茶盆の左隅に砂時計が見えますが、これは急須に湯冷ましを入れてから待つ一分間を計るためのものです。
   
 そのとある茶店のテラスです。 少し肌寒かったのですが、それだからよけいに暖かいお茶が美味しかったのです。湯飲みの温もりも手に優しく感じました。
   
 御堂筋の銀杏並木は黄葉が始まっていました。銀杏はほとんど落果していたようです。
   
 ReaMapデモ会場です。シンポジウム参加者約500名、デモにお越しいただいて記帳された会員が約50名でした。1/6という数字をどのように評価できるかは後ほどに追記します。
   
 ところで、ReaNetにアクセスされた会員全員に、このようなTOPページが表示されているわけではないと知りました。まことに迂闊なことでしたが、ReaNet普及なかでもRea MapやRea Jirei の普及を阻害している大きな要因がここにあるとも気づきました。ReaNetの機能の全てを公開していなくて何の普及努力なのかと知らされたのです。
 遅まきながら、このTOPページ全面公開を情報安全活用委員会・澁井和夫委員長に求めているところです。皆様からも士協会を通じて全面開示を求めて下さい。
   
 続いて、事例閲覧(Rea Jirei)に進みますと、このようなページが開くのが原則なのです。もちろん事例管理者である各都道府県士協会の方針によっては、この全てあるいは一部が閉鎖されています。 それら開示範囲は各士協会のお考えによるものなので、鑑定協会は関与していません。
   
 Rea Jirei 機能をどのように利用するかは各士協会のお考え次第です。しかし少なくとも紙媒体で公開されている事例資料は安全管理並びに利用者の便宜を図る上で、ネット開示が望ましいことは今さら云うまでもございません。 同時にReaNetが用意している事例管理機能がどのようなものであるかについて、会員に広く知って頂く上からもこのTOPメニューの公開は必須であろうと考えます。 取引事例の検索ページはこのようになっています。
   
 さらに、ReaNetが既に用意している、Rea Jirei、Rea Data、Rea Info そしてRea Mapという各機能の全ての一日も早い開示が待たれます。 ReaJirei の利用範囲は前記のとおり各士協会のご判断に委ねられますが、ReaMapについては、取引事例データの開示が未了であっても、地価公示及び地価調査をデジタルマップ上にて閲覧する機能は利用できますし、それらの単件をA4サイズにて印刷することも可能です。印刷項目は官報記載事項、前数年間の価格経緯、変動グラフ、所在位置図(縮尺可変)が印刷されます。この印刷単票は評価書添付資料その他に利用価値が高いものと考えます。
 【標準地印刷単票ファイルを開く】
 さらにこのReaMap機能に最近付加されました「CSVファイル読込機能」を利用しますと、公示・調査・固評の価格メモ並びに最近の取引事例データ(jirei 10.TXT)をCSV変換して同時一斉に地図画像表示することが可能です。 様々な場面でのメモ価格検討業務に大いに役立つものであろうと考えられます。 分科会や価格検討会での利用に止まらず、自己受託案件での鑑定評価メモ額検討業務などにも役立てていただけるものであろうと考えています。
 【地点表示地図ファイルを開く(公示地と基準地のみ表示し、事例地は非表示としています。)】
【追記】
 Jirei10.TxtファイルからCSVファイルへの変換を容易にするVB機能あるいはマクロ機能を搭載したエクセルシートの作成をただいま準備中です。 このエクセルモデルを利用すればJirei10.TxtファイルからJirei10.CSVファイル変換が簡単なものとなり、様々な場面で多様な利用が期待されます。

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11.09 in 大阪 への2件のフィードバック

  1. kitaya のコメント:

    先日はどうもありがとうございました!
    大阪は早々にREA-MAPも公開し、REA-NETの普及は進んでいる方だと思うのですが、まだまだですね・・・所掌委員会関係者として反省すべき点が多いです。
    11/24の「REA-MAP説明会」(定期研修会)では少しでも利用者が増え普及するようがんばります♪
    (追伸)
    ところで、ツイッターのダイレクトメッセージをお送りしておりますが、届いてますでしょうか?
    名古屋の研修会、都合がつきましたので参加予定です。楽しみです。

  2. bouen のコメント:

    DMは届いております。受講票が届かないようでしたら、小生にご連絡下さい。必ず善処します。

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