鄙桜開く

茫猿茅屋の鄙桜が開化しました。寒い日が続いていましたが、昨日今日の暖かさで一気に開花したようです。ソメイヨシノ、大島桜に続いての開花です。枝垂れ桜も一輪、二輪と開いています。


今年も咲いた鄙桜。今は白い花ですが、散り染めの頃には赤みを増します。

先日の仏手のなかから牡丹の蕾が顔を出しました。

シャクヤクも赤い芽を伸ばしています。赤い芽が緑に変わり、花が咲くのは連休の頃でしょう。

ユキヤナギです。若葉を背景にすると一段と美しく見えます。

『天罰』
大震災を評して天罰と言った政治家兼作家がいた。 作家にしては言葉を軽く扱い過ぎる、何よりも天災を天罰と言って問題のすり替えを行う政治家としての無責任さが気に懸かる。 災害時に道徳論を振り廻すのは、為政者が問題のすり替えを行い、無責任さを隠す常套手段でもある。
『自粛』
自粛とは、自らつつしむである。(広辞苑によれば、粛とはつつしむこと、または、ただすこととある。) 花見も、春祭りも、自らの考えでつつしむもよし、この際だからと行うも良しである。 決して、他者から自粛を要請、あるいは強制されるものではない。 何より花を愛でて季節のうつろいを思い、生かされている春をよろこびたい。祭だって、そもそもは神事なのであり、荒ぶる自然の鎮まりを祈るものなのである。
『想定外』
予想していなかった範囲を超えた事態を指す言葉であるが、費用対効果を考えて想定する範囲を低めに止めたおいた場合にも使われるようだ。 五十年に一度か、百年に一度か、五百年に一度か、千年に一度か、いずれを想定するのも事業者の自由裁量であろうが、その場合に忘れてならないことがある。
それぞれに起き得るリスクの大きさと及ぼす被害の影響度、それに備える費用の大きさを明らかにすることである。 想定外と言ってしまえば、自らの想像力の乏しさを隠し、そこから思考停止が始まる。
『事象と事故』
事象とか事態と言っているけれど、事故と表現した方が正しいというか、事象と言うことにより問題点をすり替えているのだな、やっぱり。
福島第一は1967年から1973年にかけて着工された原発で、すでに40年が経過する老朽設備である。想定する津波の高さも5m程度であり、そこへ10mを越す津波が襲ってきて、非常電源設備を破壊してしまった。 これを想定外と云うのは事業者と政府と御用学者のみであり、少数の識者は以前から問題点を指摘していたが、彼らは耳を貸さなかった。
『つくる場所と使う場所』
原発はすべて過疎地に立地している。 経済効率を考えれば電力消費地に近く立地する方が、送電ロスが少なくて効率的である。 しかし、万が一事故の影響を考えれば、大消費地の近くには立地できない。 何よりも消費地住民の賛成が得られない。 そのあたりが火力発電所と異なるところである。 過疎地は原発立地の見返りに得られる交付金と税収とそして職場とを引き替えに、リスク負担を受け入れている。
でもリスク負担の詳細を知った上で受け入れていたのであろうかと云えば否であろう。過疎地の住民は二重三重の安全措置が施されている、あるいは絶対に安全ですと信じ込まされていたのではなかろうか。 原発の現場事業所に従事する「協力企業という美名に隠された下請け、孫請け、曾孫請け企業に勤める人々」は、多くが過疎地住民である。 原発スキームに職場も家も家族も取り込まれてしまった悲しさを、大消費地住民は理解できるのであろうか。
『風評被害』
福島の野菜に市場で値が付かず、茨城の魚は水揚げを拒否される。 すべて風評被害がもたらすことである。 汚染野菜や汚染魚まで食べろとは言わないが、こんな時こそ茨城産、福島産、宮城産、岩手産、青森産を買おうではないか。 東北物産品であれば買い占めも歓迎されるだろう。 東京以西の日本人が今できる簡単で効果の大きいことは、東北の物産品を買うことであろう。デパートやスーパーの店頭に無かったら、iNet通販購入という手もある。 物流の乱れがあるから、配送されるにまでに少し日時を要するかもしれないが、そんな注文殺到が被災地を勇気づけることだろう。
同じ論法で言えば、この春は秋田、山形、津軽へ行こう。 青森も岩手も宮城も岩手にも内陸部を中心に観光客受入が可能な場所は幾つもある。 新幹線も航空便も五月になれば、概ね復旧するという。 物見遊山と言われても構わないではないか、行って見てそして考えればいいのだ。 その上で、東北に賑わいを僅かでも取り戻し、東北物産品を少しでも買い求めれば、それで良いのだと思う。
『原子力安全・保安院』
(NISA:Nuclear and Industrial Safety Agency 原子力安全・保安院は原子力等のエネルギーに係る安全及び産業保安の確保を図るための機関。 原発などの安全確保のために厳正な監督を行うことになっているが産業振興を目的とする経産省の外局である。)
原子力安全・保安院は、安全規制の内容を国民の皆様にご理解頂く為に、徹底した情報公開と、積極的な広聴・広報活動を行っています。 《公式サイトより引用》
『原子力安全委員会』
(NSC:Nuclear Safety Commission 内閣府に設置される組織である。)
我が国の原子力利用は、平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主・自主・公開の三原則の下に進められ、エネルギーの確保などを通じて国民生活の水準向上に寄与しています。
国は、原子力利用の大前提である安全を確保するため、原子炉や核燃料物質等の利用については、法律に基づく規制を行います。原子力安全委員会の使命は、原子力利用時の安全確保を確実なものとすることにあります。
原子力利用に際しては放射線や放射性物質の発生を伴うことから、万一の事故などでこれらが人々の健康や環境に悪影響を与える可能性(リスク)の存在を完全に否定することはできません。原子力安全の目標は、このようなリスクを社会が容認できる水準に抑えることにあります。 《公式サイトより引用》

《ムクドリ》
百舌鳥は山に帰ったのだろうか、最近は姿を見ない。代わってムクドリが畑にやってきている。桜の頃は花を啄んで蜜を吸うのもムクドリである。 昨日はウグイスのとおもわしき地鳴きを聞いた。

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