布袋あおい

 金魚でも飼おうかと庭の隅に埋めた大瓶だったが、暑熱の季節には水管理が難しくて、金魚は全滅してしまったけれど、布袋アオイはしっかりと繁殖して花を咲かせた。
 畑では夏野菜が盛りである。朝一番に一回りすれば、今日の繊維質とビタミン剤は充足できる。ぼちぼち、秋冬野菜の準備に取り掛かる頃になってきた。


 なんとも涼やかな、布袋アオイの花である。
  
 小茄子に花胡瓜は定番だが、ミニトマトに加えて畑完熟トマトが穫れだした。完熟トマトは表現しがたい旨さである。甘さ、かすかな酸味、芳醇な香りなど、まさに太陽の恵みである。
  
 昨秋収穫の稲藁から放射能汚染が広がるとは、まさに盲点だった。 昨年秋の稲藁でも野積みしてあったから、降雨中の放射性物質に汚染され、それを食した牛が体内蓄積して被爆したのであろう。 三十キロ圏を北西に越えて汚染範囲が拡大するというのも盲点だったのであろう。想定外と云わざるを得ないのもやむなしか。 出荷制限拡大から風評被害まで拡大させてしまうとすれば、原発事故の被害範囲は予想もつかない。それでも論調が原発維持に傾きつつあるのは、なんとも解せないことである。
 鑑定士逮捕事件以後、FaceBookの世界では鑑定評価適正化議論が盛り上がっている。鑑定士法制定、商法改正などに始まり、自主的レビュー実施や、協会レビュー制度創設、研修や倫理の強化など、様々である。 そういった議論がFaceBookの世界に止まらず、裾野を拡げてゆくことを期待したいのである。

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