取引価格と鑑定価格

 麗澤大学経済学部・教授並びにブリテイッシュコロンビア大学客員教授である清水千弘氏が「不動産取引価格と不動産鑑定価格」と題する論考を公表されている。
 1 不動産価格とは?
 2 不動産取引価格と正常価格
  ・不動産鑑定評価ニーズと専門家
  ・市場価格と正常価格
  ・公示地価との矛盾
  ・市場価格と個別性への配慮
 3 どのように不動産取引価格情報を整備すべきか?
  ・規制改革と取引価格情報の開示
  ・不動産取引価格情報は誰のものか?
 4 不動産鑑定価格の歪み
  ・鑑定誤差問題: Valuation Error Problem
  ・平滑化問題: Smoothing Problem
  ・依頼人干渉問題: Client Influence Problem
 5 不動産鑑定を超えて
 鑑定業界に精通し、今も国土交通省土地・建設産業局土地市場課が所管する「不動産価格の動向指標の整備に関する研究会」座長を務める清水氏は、以上からなる章たてで、鑑定業界が直面する課題について、的確かつ鋭い指摘をされているのである。 鑑定士たる者、必読の論考である。 (同論考は、不動産鑑定12月号にも掲載されている。)

関連の記事

カテゴリー: 不動産鑑定 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です