立てば芍薬・・・・・

立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花
美人を形容する言葉であるが、その牡丹が例年より早く咲き始めた。
まだ一輪のみであるが、蕾を持つ木が多いから、来週あたりは牡丹、牡丹となるだろう。
芍薬はまだまだである。例年なら十日くらい遅れて咲くが、今年は半月は遅れそうである。
鄙里に百合の花はない。 カサブランカという百合があることはあるのだが、管理が行き届かなくて、花を観ることは叶わないだろうと思っている。

開花した牡丹、朝方には蕾が綻ぶ程度だったのに、夕刻には開花していた。

幾つもの蕾をつけている木もある。 写真の右下の蕾は、明日か明後日には開花するだろう。

芍薬の蕾は、まだ小指の爪くらいの大きさであるが、やがて育って花開くだろう。昨日とはうって変わって、今日は日陰では肌寒いくらいだった。 北海道や青森では雪が降っているという。 鄙里では晴天続きで池の工事には都合がよいのだが、畑の苗物や植栽した苗木などが水を欲しがっている。 先ほど、約1時間かけて灌水作業をしたところである。

「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」とは、一般的には美人の形容詞であるが、芍薬は茎の先端に花を咲かせ、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつける。百合は風を受けて揺れるさまが美しいことから、芍薬は立った見るのが美しく、牡丹は座って見るのが美しく見え、百合は歩きながら見るのがよろしいという説もあるらしい。 鄙里の牡丹は花が重くて、垂れるのを防ぐために添え木をあてている。

 

 

 

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