言うまいと思えど

言うまいと思ったのは今日の”暑さ”である。暑い暑いと口にしたところで、涼しくなるものでなし、言えば言うほど余計に暑さつのるだけのことである。2018/07/18 岐阜県多治見市と美濃市では40度に達したという。言うまいと思えど今日の暑さかな《詠み人不詳》なのである。

この十日間ほど、歯痛と帯状疱疹後遺症と暑さに悩まされている。W杯の不眠症も少しは影響している。歯痛は07/14〜04/16と三連休で歯科医院が休みだった三日三晩を我慢した翌日、覚悟を決めて医院へ向かったら、化膿しているから炎症が治るまで抜歯はしませんと云う。それから四日、まだ歯痛と後遺症神経痛と暑熱に耐えている。

人は暑さと寒さどちらに耐久性があるのだろうかと考えてみる。氷点下十度などと云う寒さは日常生活では未経験であるが、暖房器具と衣類の着重ねで凌げそうである。豪雪に閉じこめられるなどということさえ無ければ、特に生命の危険を感じることは無いだろう。
しかし気温35度以上が連日続いたり、最高40度の気温というものは堪え難い。エアコンを付けて凌げというけれど、四六時中エアコンに護られている訳にも行かないだろう。

学校で校外活動や部活などにおける熱中症被害が話題になっている。「暑さの影響へのおもんばかりの無さ」、「校外活動を中止する基準が曖昧だった」などなど、「想定外でした」という言い訳が語られている。気温35度以上が連日続くという事態は想定外だったと云うのである。連日の新聞・TVなどの猛暑・酷暑報道は目にも耳にもしていなかったと言うのであろうか。

予定されている校外学習だから、予定されている部活だからと日程消化を優先するが如き融通の利かなさが事故を引き起こしている。今は高校野球が一番気にかかる。甲子園スケジュールがあろうから、日程消化が優先される地方大会であろうが、酷暑の中での球児も応援団も立ち止まって考える時期に来ているのではと考える。

問題点は「想定外の事態」《マニュアルに記載されていない事態》に直面した時、「立ち止まって考える」を選択するか「考えることそのものを停止してしまう」かである。このことは思考停止であると同時に想定外の事態に直面すると考えることが出来なくなってしまうという、日頃のマニュアル依存生活の問題点が端なくも露呈していると云えよう。東北震災以後にも想定外に対応する大切さと何度も言われておりながら、想定外でしたという言い訳が今も幅を効かせている不思議さである。

《SNSには校長会見要旨を読んで、こんな意見も表明されている。》災害のときと同じくここでも「正常性バイアス」が働いているように見えます。「異常事態だ」と判断したら、「ふだんのルール」を破らなければいけない。でも「どういう条件が揃ったら『ふだんのルール』を破ってもいいのか」についてのマニュアルは存在しません。自己決定しなければならない。

《異常事態と判断できる能力⇨ふだんのルールを破る自己決定能力、こう云う意識や能力の涵養はとても難しいことであろう。日常的な多様性の存在ということがとても重要なことに思われる。》

《2018/07/20 12:30追記》
右奥下の虫歯二本をようやくにして抜歯できた。抜歯後二時間ほどで痛みも違和感も無くなりつつある。元々、痛むから右奥では噛まないようにしてきたから、その分での違和感は無い。今宵からは普通の食事が徐々にいただけそうである。暑さも凌ぎ易くなるだろう。

大阪高槻あたりの地震から不動産鑑定士の活躍が目立っている。FBでも連日鑑定士が活躍している。住宅新報の記事によればこうである。 再建への第一歩となる「り災証明書」の発行に必要な住家被害認定調査等に関する支援活動である。東京都不動産鑑定士協会が熊本地震の際、南阿蘇村の支援要請を受けたのを契機に広がった。今では日本不動産鑑定士協会連合会でも事業の一つに掲げて推進している。東京都協会の場合、6月25日から茨木市で支援活動に入ったほか、近畿圏をはじめ各地から不動産鑑定士が支援参加していった。

2018/07/10  連合会は国交省から協力要請を受けた。着々とと云うか、一歩一歩地道にと云うか不動産鑑定士の社会的存在感を固めつつある姿を見てとても嬉しく思う。

《2018/07/21 追記・日常的多様性の存在に関連して、折良くダイバーシテイについて宋文洲がコメントしている。》
人間は似たもの同士が集まり、生活と仕事をし、時間を楽しむ傾向は生物の生存本能です。これによって連帯感を持ち、他の人種と競争したり、争ったりするのです。異なる人種の身体や行動や文化に違和感を覚えるのも仕方がないことです。その行き過ぎは偏見と差別になってしまうのですが、これも仕方がないと言いたいところですが、放置すると自分自身の平和が壊れるので克服する知恵が必要になってくるわけです。

ダイバーシティ。多様性を受け入れ、人種差別をなくすというこの理念は、近代の急速な植民地の広がりと移民化によってもたらされた問題を克服するためのイデオロギーなのです。偏見と差別は距離によって生じる普通のことだと分かれば、もう少し余裕をもってこの問題に対処することができると思います。差別した時も差別を受けた時も、です。

《2018/07/21 17:00》
すでに一週間以上続いている命の危険もある猛暑、熱中症を避けるために午前6時から畑の除草作業を開始する。昨日は、大豆畑を除草、今日は里芋畑を除草する。除草後にトマトと茄子、十六ささげなどを収穫する。朝涼しいうちに集中作業をこなし、午前九時以降はシャワーを浴びてその日の作業は終了とする。夕方には移植した柘榴と桜、里芋畑と裏庭、前庭、盆栽などの水遣りを丁寧に行う。夕刻たっぷりと水遣りを行うから、朝方の水撒きは省略している。今のところ特に不都合は認められない。梅雨明け十日はとっくに過ぎた、雨が待ち望まれる今日この頃である。

《2018/07/23 07:30》
危険なほどの猛暑のなかでも、西陽までは厳しくないし、朝夕は涼風が吹き抜けてゆくから、扇風機は流石に使っているがエアコンまでの必要性は感じていない。この酷暑もあと十日もすれば過ぎてゆくであろう。八月の到来を心待ちする七月下旬である。

岐阜県鑑定士協会からメールが届いた。岐阜県部会創立(昭和53年)40年、社団法人化移行(平成5年)25年を迎えることとなり、この秋に記念行事を開催するという。
日時:平成30年10月5日(金)  場所:岐阜グランドホテル

 

 

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