【只管打座:Live伊吹山:05.03.06】
何かと気ブセリなことが多い。寝不足が重なっているせいもあろう。
鑑定協会のネットワーク造りもやっと端緒についたが、この後の全国展開を考えると気が重くなる。
そんなことはさておき、茫猿は早春のこの季節が好きである。
春の息吹があちこちに現れるが、まだまだ空気は冷たく凛としている。
ロウバイの花は盛りを過ぎ、梅が満開である。桜の蕾は紅味を増している。
春は別れの季節であり、出会いの季節でもある。
会うは別れの始めなりと、喝破した流行歌が昔にあった。
日々の身すぎ世すぎにかまけていると、足元のスミレの花に笑われそうだ。
ライブドアとフジテレビの喧嘩も一つの勝負が今日示される。
他人の喧嘩は派手な方が面白いが、セイブ・コクドの行く末と同じように
こういった時に、関わる人々の処し方を観ていると、面白くもあり
哀しくもある。
捨て去ることのできない多くのものを抱えているからであろうが、
ある日突然にこの世を去っていったり、この世に関われなくなる人々に
出会うことが多い歳になると、我が身の処し方も含めて、潔く在りたいと
願うのである。
それでも、所詮、小さな我が身、煩悩の果てるときはない。
何やら禅問答に近いが、このところ、悩みは深いのです。
さて、春三月というに、まだまだ真白き峰を頂く伊吹山です。
近頃では、三月にこれだけ白い伊吹山は珍しく、美しく、心洗われます。
茫猿陋宅の付近、揖斐川新今尾橋付近にて、05.03.06 8:20頃撮影
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