五月晴れ

 弟へ。
昨日は第二回の塾開催日でした。兄はとても幸せです。格別に實夫君の遺徳を受けています。昨日の塾生は十人に足りませんでしたが、それは講師の不徳の致すところですから当然なのですが、和室で和気藹々と楽しいいかにも塾らしい時間を過ごせました。


 続々と陸続と講師が内定しつつあります。講義をお願いするどなたも、最初は「浅学非才」とか「未熟とか」申されますが、重ねてお願いしますと「私で佳ければ喜んで」とお請け頂けます。それも實夫君の遺徳の故と感謝しています。 塾生の皆様は、「塾支援勝手連をつくろう」とも言っていただけます。それも君の遺徳であり余徳です。有り難いことです。
 塾を開催する十六プラザの隣のタワー43に鯉のぼりが泳いでいました。郡上本染め渡邊さんの鯉のぼりです。 

 おかげで、嬉しく楽しいお酒を過ごしたせいか、今朝はまだほろ酔いです。そうそうもう一つ君に報告することがあります。君がたった一つ気懸かりであったろう愛娘が無事に男児を出産しました。母子共に元気です。君のDNAが確実に次の世代に受け継がれてゆきます。君がいなくなってから埋めようもなかった喪失感を、彼が少しずつ癒してくれるような気がします。私にとっても甥孫ですから君の代わりに鯉のぼりか武者人形を届けますから見ていて下さい。

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