桜が咲き始めた鄙里・茅屋である。昨年よりは数日遅いのは、ここしばらくの寒さのせいであろう。 東日本震災が起きても、父母が居なくなっても、時は刻みを止めない。
これを無常と受けとめるか、それとも生々流転と感じるか、いずれにしても時の流れは日々の記憶を新たにし、過去を少しずつ押し流してゆく。 東北の人々は桜を眺める余裕などないであろうが、でもだからこそ花見をしてほしいと思う。 桜を見上げて涙する人も、感慨にふける人も、なかにはそれでも来たりくる春に微笑みを浮かべる人もいるであろう。
ひさかたの 光のどけき 春の日に しづごころなく 花の散るらむ (紀友則)
最初に花開いたのは、ソメイヨシノです。 背後の白い花はハクモクレン。
鄙桜はまだまだです。
青空に白さがまばゆいコブシ。
春の光りに照り映える藪椿。
最近の茅屋にやたらと増えた草花ですが、名前はしりません。
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名前を知らない草花は、春の七草ではない「ホトケノザ」だと思うと我が妻が言っています。(はるの七草の仏のざは黄色だそうです。)
ありがとう。
都会人が知っていて、鄙人が知らないなんて、
ファーマー、一年生がバレバレ!!
花はまあまあ可愛いが、何とも手が焼ける草です。
iNetでの確認結果です。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/hotokenoza.html