JRを利用して北海道を北へ縦断し、東へ横断した今回の旅は、JR北海道フリーパスを利用したのであるが、この北海道フリーパスの利用結果を精算してみた。 予想していたこととはいえ、実に効果的にフリーパスを活用させて頂いたものである。 JR北海道に感謝する。
北海道フリーパスの代価は25,500円也、JR北海道線の特急・急行・普通列車普通車自由席が7日間限定であるが乗り放題であり、また、普通車指定席も6回まで利用できるのである。指定席利用権は全て利用した。 以下に記すのは、今回利用した特急列車の一覧である。 他に普通列車区間やノロッコ列車乗車区間やノロッコ座席指定券もある。 事前に指定席を確保しておいても良いのであるが、自由席に乗車して混雑していたら空き指定席への移動も自由であり、特急の途中下車乗車も自由なのである。 市電1DayPassの大型版なのである。 利用効率は実に230%を優に超えているのである。
日付 | 乗車区間 | 特急列車名 | 運賃・特急料金 |
2012.8.1 | 函館-札幌 | 北斗1号 | 8,590 |
2012.8.1 | 札幌-旭川 | カムイ13号 | 4,680 |
2012.8.2 | 旭川-稚内 | 宗谷1号 | 8,070 |
2012.8.2 | 稚内-札幌 | 宗谷4号 | 10,170 |
2012.8.4 | 札幌-釧路 | おおぞら1号 | 9,120 |
2012.8.5 | 釧路-札幌 | おおぞら10号 | 9,120 |
2012.8.6 | 札幌-函館 | 北斗2号 | 8,590 |
合計 | 58,340 | ||
現役の頃であれば、JR北海道フリーパスの存在を知っても利用は叶わなかったことであろう、たとえ利用しても、これほど効果的には利用できなかったであろうと思えば、リタイアした身の幸せを思うのである。 なにせ、網走へ向かう特急オホーツクを除けば、JR北海道の主な特急は踏破したのである。 今回の旅で、日本最北端と最東端の駅には到達できた。残るは最南端・鹿児島県・指宿枕崎線・西大山駅と最西端である長崎県・たびら平戸口駅である。 高知市の市電、鹿児島市の市電、そして長崎市の市電とあわせて、来年以降の茫猿「線路は何処までも」の目標が出来たというものである。 そうだ、全国47都道府県のうち、未だ未踏の地・宮崎県へも旅してみたい。
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