四月二日というに寒い朝である。朝陽ににおう山桜花を撮ろうとカメラを持って外に出たら、西の山(養老山脈)が雪で白くなっていた。そこで伊吹山を確かめたら、昨日までは雪が消えていたのに今朝は白くなっている。
桜の向こうには雪を戴く伊吹山、この桜は染井吉野で七分咲きくらいか。
03/29に開花を記録する今朝の鄙桜、昨日も今朝も寒いから開花は進んでいない。
《2019/04/03 の鄙桜》(撮影者の影と梅もどきの花が、画面右下に見える)新元号制定にあたって、はしゃぎ過ぎというよりも元号制定を政治利用し過ぎの安倍総理への批判が中日新聞などに見え始めた。また国書々々とおよそ誤った漢字漢書否定論や狭量な国粋主義を囃し立てる総理論調にも批判が見え始めた。でも、NHKや民法TVは未だ総理追随迎合姿勢を崩さない。
《2019/04/04 の鄙桜》
霜が降りる朝である。寒さで桜の歩みは遅く昨日に代わり映えがしない。満開の大島桜の花持ちは良い。昨年は03/27に開花して、03/31には満開となった。今朝の気温は1度、2018/03/31の朝の気温は6.1度と記録されている。 ふと気づけば、立憲君主制は明治、大正、昭和の三代であり、敗戦後の象徴天皇制も昭和、平成そして2019/05/01になれば令和の三代となる。
《昨年の記録:鄙桜の幻夢2018 2018年3月31日 》
午後から羽島市成戸地内、長良川と木曽川の背割り堤の桜を観に行った。東に木曽川、西に長良川に挟まれた背割り堤は自動車もほとんど通らず、家族連れなどがわずかに散策するのみで静かである。お千代保稲荷門前で買い求めたクリームパンとポットのコーヒーで花見の宴である。半ば冗談で半ば本音で、来年も観に来たいけれど確かなものは無いねなどと言い交わしながらの老夫婦の花見である。
《2019/04/05 の鄙桜》 ようやくにだいぶ開いてきたけれど、此の春の鄙桜は今ひとつ勢いが無いのが気がかりである。昨日の朝の遅霜で折角植えた、トマト、ナス、シシトウなどの苗が全てダメージを受けてしまった。回復しなければ植え替えせずばなるまい。芽を出し始めたジャガイモも萎れている。
《2019/04/06 の夜桜》昨日今日の昼中は20度近い日射しだったので開花が進んだ。ライトアップして上枝(ほずえ)を眺めてみれば、ほぼ満開状態である。《2019/04/07 の鄙桜》
《2019/04/08 の鄙桜》今日、連れ添って五十年を謝して、福岡・長崎の旅に出る。桜前線たよりを見れば、福岡の桜は終わっているが長崎はまだ落花盛んの桜が楽しめそうである。今朝の鄙桜は昨夜来の雨に洗われて清々しい。
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