讃 れいわ新選組 07/06

毎度のことだが、始まったばかりの参議院戦で、こんな、読みようによっては国民をナメた観測記事がマスコミに踊れば、気分が萎えてくる。「自民、公明両党は改選124議席の過半数63を超え、改選前の77議席前後に上る勢い。安倍政権下での憲法改正に前向きな『改憲勢力』は、国会発議に必要な3分の2以上の議席維持をうかがう。」(共同通信・世論調査等) 

ナンダ コレハ と茫猿は怒る。安倍総理に対してだけではない、自民党、公明党をはじめ既成政党に対しても、”忖度”と”気遣い”を外せないマスコミには今更に呆れる。 

『れいわ新選組』は現職参議院議員が立ち上げたレッキとした政党である。国民市民から二億円余の資金カンパをわずかな期間に集め得た政党である。自民党が党利党略で作った比例区特定枠を逆手にとって、難病患者と重度障害者を特定枠候補者に押し上げた『れいわ新選組』と山本太郎とその仲間たちである。話題性には事欠かない。いいえ事欠かないどころか話題満載であるだけに新聞もテレビニュースも取り上げようとしない。

ワイドショーなどであれば、離婚ゴシップや闇営業などを論って(あげつらって)いるより余程面白いだろうに。でも取り上げない。首相官邸も怖かろうが何よりもスポンサー様のご意向を忖度すれば、一言触れることも出来ない情けなさ。国民がスポンサーのNHKが無視している、この異様さを何とする。《筑紫哲也が存命であればと、無い物ねだりをする。久米宏はラジオで何か言わないだろうかと期待する。》

投票にも参加しようとしないで、現状に不満を述べる術(すべ)も知らず、ただただ暗く落ち込み愚痴るばかり。そんな人々に茫猿は伝えたい。動いてみようよ、声をあげようよ。投票は次のこととしてとりあえず、『れいわ新選組』の街頭演説に参加してみようよ。山本太郎のナマの声を聞いてみようよ。生(リアル)が無理なら、バーチャルでネットに溢れる山本太郎の街頭演説を聞いてみようよ。

東京人でなくとも関東人であれば、この『れいわ新選組』のHPやTwitterを見れば街宣予定が告知されている。隠密行動の誰かさんとは真逆なのである。関西人や中京人、九州人も四国人も東北人も北陸人も北海道人も沖縄人も、いずれ選挙期間中に「山本太郎とその目覚ましい仲間たち」は全国を行脚する予定が告知されるだろう。

スケジュール告知も今はまだ、当日直前告知に近い状態であるが、いずれスタッフも慣れと落ち着きが出てくるだろう。とは言っても投票日は7月21日(日曜日)である。残すところ2週間である。全国行脚と言っても全てを網羅することなどできない相談だろう。

鄙暮らしの茫猿にはリアルに山本太郎の追っかけなどできないけれど、せめてバーチャルの世界で彼らを応援し続ける二週間にする。東京選挙区で「野原ヨシマサ」は出遅れは否めないが、でも勝てないまでも善戦してほしい。 《最下位でいいから当選してくれれば、東京人の良心を見る思いがして嬉しいだろう。》

比例区では『れいわ新選組』特定枠一位「ふなご やすひこ」、同二位「木村英子」のお二人(難病患者&重度障害者)を国会議事堂に送り込んでほしい。そして国会をバリアフリーに改造し、審議の場を難病患者や重度障害者に優しい場に変えてほしいと願うのである。そのお二人の介添人に三位当選の山本太郎が寄り添うのであれば、素晴らしい絵柄である。令和時代の国会審議がハンデーを持つ者に優しくと、大きく変わる嬉しい図柄でもある。

冷ややかに眺めている既成のマスコミや既存の自称ジャーナリストたちに、一泡二泡吹かせてやる市民でありたいと願う。比例区で山本太郎が当選したら(ということは、特定枠一位の「ふなご やすひこ」と、同二位「木村英子」も当選している。)、マスコミは真っ青だろうな。政府与党も驚天動地だろうな。そこへ東京選挙区から野原ヨシマサが通ったら、確実に政治は変わる、変わらざるを得なくなる。

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