Rea-map 3rdを閲覧された方のなかには、もう既にお気付きの方も多いかと思われますが、属性情報についての追伸です。 地図に表示されている取引地点をクリックすれば、地図の左側に属性情報の一部が表示されます。その属性情報一覧の最下段に「緯度経度」が表示されます。この緯度経度情報《地理座標値》について追記します。
この緯度経度情報をコピーして、Google Mapの検索欄に貼り付けますと、幾つかの情報が得られます。 一つはペーストした瞬間に住所が表示されます。 いわば、ユニバーサル情報《世界測地系地理座標値》とドメステイック情報《日本語表記の住所表示》のリンクとも云えることです。 当然のことながら、地目、数量、取引時点等の詳細情報は有料閲覧サイトに移動しないと知ることはできません。
さらに、この座標値ペーストはストリートビューにリンクしていますから、グーグル・ストリートビューによって、取引事例地周辺の状況を確認することもできます。
「それがなんなのだ」と言われれば、それだけのことですが、ユニバーサルスタイルの表示を行うことにより、その座標値に堆積している様々な属性情報の利活用とか解析とかに使用するツールが広がることにもなります。
地価公示のあり方が揺れていますし、鑑定業界の業況は右肩下がりの状況にありますから、こんな児戯に等しいお遊びには付き合っていられないというお考えも伺います。 それでも、そんな時ほど視点を変えた鑑定評価との向き合い方が必要なのであろうと考えますが、如何なものでしょうか。
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