朝:祝餐【赤堀丸出航】


朝ご飯である。祝餐である。宿酔を吹き飛ばす独りの朝餐である。
昨日開催の臨時総会にて、岐阜県士協会次期会長が正式に決まった。次期(2006.04.01就任予定)会長は赤堀壽宏氏である。昨夜はその祝いで呑みすぎた。その翌朝ホテルでの朝飯である。久しぶりに柳ヶ瀬のホテルで頂いている。昨夜は茫猿だけでない、参集した全員が久しぶりに愉快な酒を呑んでいた。


 満を持してといえば彼は嫌うであろうが、彼を除く岐阜県士協会の全会員が久しく待ち望んだ赤堀士協会長である。永らく苦労を重ねた地価公示代表幹事を昨年退任し、先週既に62歳の誕生日を迎えた彼は、残りの鑑定人生を悠々自適と楽しみたいことであろう。年末年始は地価公示の取り纏めに追われ、夏季休暇は地価調査の後始末や地価公示の準備に追われて、自らは利用できず、家族のみが利用しているハワイのコンドミニアムライフも思う存分に楽しみたいであろうはず。
 でも岐阜会は彼の晴耕雨読ライフを許さない。今ひとたびの尽力を求めるのである。報われることの少ない務めを思えば、ご苦労様と頭が下がるのである。でも彼に期待すること大なのである。
彼は小川洋子の「博士の愛した数式」に親しみ、藤原正彦の「国家の品格」を薦める男である。多くを語る必要はない、それだけで彼の人品人柄は十分に判るであろうし信頼できるのである。
『赤堀氏のプロフィル:岐阜県士協会25周年誌より転載』
・昭和19年1月20日生まれ、生粋の岐阜人である。
・自己紹介「平和憲法をこよなく愛しております。」
・・・・・・いつもの蛇足です・・・・・・
 蛇足であるが、どうやら赤堀氏は小川洋子氏ではなく映画の深津絵里さんがもっと好きなようである。でも最近ますます円熟味を増してきた寺尾聡さんも大好きだそうだから許すのである。ふとした仕草に故宇野重吉氏を偲ばせる寺尾聡氏も佳い味だが、義姉を演じる浅丘ルリ子さんが秀逸である。浅丘ルリ子さんは寅さんのマドンナ・リリーの演技を重ねる毎に味深くなったと思う。そうそう、成長後のルートを演じた吉岡秀隆君はともかく、子役ルートの斉藤隆成はとてもいい味だった。
 淡々としかし情感細やかに、寺尾演じる博士と深津演じる家政婦そしてその息子との交流が描かれてゆく。浅丘演じる義姉と博士との過去も謎めいている。それらの上質で上品な愛情物語が早春の信州を背景に描かれてゆく。見終わった後に残る感覚が何とも言い難くホノボノと幸せなのである。
・・・・・・閑話休題・・・・・・
 本日(06.01.26)朝日新聞朝刊「かたえくぼ」である。
 「堀江社長逮捕」
「これも想定内」と言ってほしい。−起業家志望
   (羽島・輝ちゃん)
 かたえくぼ欄にしばしば掲載される「羽島・輝坊」または「羽島輝ちゃん」は、我が岐阜県士協会員の安東輝昭氏である。彼もまた岐阜会花の十九年組なのである。

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