KDDIは対岸の火事か

 KDDIから450万件に及ぶ大量の個人データが流出した。ソフトバンク流出事件以来の大量漏洩である。鑑定協会にとっては、この事件を対岸の火事と見るか、他山の石とするかは大変重要なことである。


 実は鑑定協会ではただ今「REA-NET」という、鑑定評価基礎情報の共有共同利用ネットワークの構築を目指している。このネットワークにつながるファイルサーバには大量のデータファイルが管理保管される予定である。
 こういった大量データのメンテナンス業務はルーティンワークであるけれど一定のスキルが必要な業務なのである。 したがって通常は、この種の仕事は専門業者に外注されることが多く、その外注先から漏洩することも多いのである。外注先従業員のモラールの低下が重大事件を引き起こす典型なのである。
 総てを鑑定協会や士協会事務局でまかなえればよいのだが、そうもゆかないのが実情である。この外注先対策と会員事務所のスタッフ対策が結構重いテーマなのである。ところでDIONアドレスを利用していたら、最近急にSPAMメールが増えたなどと云うこともあるのだろうか。
『街角観察:珍しい看板である』
 こうじやさんである。麹屋である。鑑定士だから公示と云うかと思えば、麹なのである。
自家製の味噌を造らなくなったし、甘酒も造らなくなったから麹を求める人も少なくなったろうに、この地方(郡上市白鳥町)ではまだまだ手前味噌を仕込む家庭も多いのだろうか。

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