士協会NW構築答申(案)

新スキーム小委員会第二WGで検討中の士協会ネットワーク構築答申案を回覧します。「ここからダウンロードしてご覧下さい。」
この答申案は士協会事務局経由でアクセス可能な「REA-CYBOZU」や「REA-DATA」でも開示されています。(REA-DATAは接続できません、認証失敗と表示されます) プロトタイプ型構築手法を採用して試験構築が進められている士協会ネットワークは、次年度の展開に向けて新しい段階に至ったと云える。


即ちネットワーク構築の前提条件と云える、鑑定協会・資料閲覧等規程に係わる「不動産取引価格情報提供制度に係る情報の取扱基準」並びに「事例資料等、閲覧業務のコンピュータ化に係る実施基準」の制定或いは改訂が日程に載せられる時期がきたと云える。この両基準は資料委員会所管事項である。特に前者が制定されなければ、新スキームデータの共同利活用にその明らかな拠り所が与えられないとも云える。
今ひとつは、地価公示のオンライン化、ペーパーレス化あるいは事例カード様式二枚目へのバーコード導入等である。これらは地価調査委員会所管事項である。これらについて導入等日程が示されることが、ネットワーク構築の是非やその稼働時期を大きく左右する状況にある。
茫猿としてはいわゆる上意下達的なIT構築即ち、オンライン事例閲覧に始まり終わるような一方通行的なオンライン化やデジタル化は好ましくなくないと以前から述べていたのである。
つまりICT化(Information and Communication Technology)が必要と述べ続けてきたのであるが、それは士協会や鑑定協会に於ける情報の双方向性であり、共有なのである。
今後の展開は予断を許さないというか、茫猿には判らないと云うのが正確である。新スキームの全国展開の様相もまだ霧の中であるし、その延長線上に位置づけられる士協会ネットワークへの各士協会が示す関心の有無も多寡もさだかではない。そんな現状を取り敢えず報告しておくのである。

関連の記事


カテゴリー: REA-NET構築 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください