06.11.30の廃線迄には間に合わなかったが、やっと神岡鉄道を訪ねることができた。もちろん、歳末の忙中忙のことゆえ、飛騨市古川町まで仕事で行ったから、少し足を伸ばしただけのことである。もう列車の走らない線路や無人の駅舎写真を足跡記録しておく。
神岡鉄道のターミナル奥飛騨温泉口駅。 廃線後は飛騨市を中核とするNPO等により、不定期運行の観光鉄道として再生する方針が検討されているものの、全体像はまだ不透明である。
もう列車の到着することのない線路を前にして、無人のフォームで秋の陽ざしを浴びてうたた寝をする。そんなメルヘンを想像するには、少し肌寒い季節であった。
駅前広場に展示されているDE10
シャッターの降りた神岡鉱山前駅
駅前の神岡大橋から望む神岡鉱山
高原川沿いの寒村に所在する漆山駅
奥飛騨温泉口駅に旧JR駅舎を改造して20年来変わらぬ姿で営業する喫茶あすなろ、
自家焙煎のコーヒーの種類は十種類を越える。店前の植え込みは既に雪囲い済みである。
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