夏至の頃、緑濃い川筋を走る長良川鉄道風景である。
赤池駅付近で長良川を渡るワンマンカー。
川岸には鮎掛けの釣り人もみえる。この辺りは本流も支流も鮎友釣りの名所である。
同じく稲田のなかを走るワンマンカー。稲株はもう太くなり水も落とされている。
踊り提灯が掛けられ郡上踊り開幕(7/14~9/08)が近い郡上八幡駅である。
この手の原稿を書くたびに、内心忸怩たる思いがします。鉄道ファンを自認するのであれば、自認しなくとも鉄道記事を書くのであれば「鉄道に乗らずばなるまい。」ということである。県内であり仕事の途中ではあるが、たとえ一区間でも乗るようにしたいと思うのである。長良川鉄道も明知鉄道も最近に乗っていないことを後ろめたく思うのである。
もう一つは、マイナーなあまりにもマイナーな記事を書き連ねることへの後ろめたさというか、読者の期待は此処にはないだろうという申し訳無さみたいな気持ちである。だが、このことはやむを得ないと思うのである。この『鄙からの発信』というBlogは、鄙に住まう茫猿から読者へ向けてのの発信であると同時に、茫猿が茫猿に向けての発信でもあるのだから。
・・・・・・本日の蛇足である。・・・・・
安倍総理が社保庁年期記録消失事件に絡んで、賞与を一部返納するという。姑息な大向こうウケを狙ったケレンである。賞与を返納するというのだから何かの責任というか非を認めたのであろうが、何やらチマチマした感じで日本の総理として情けないパフォーマンスである。
彼がすべきことは参議院選挙向けのあざといパフォーマンスなどではなく、
1.現状の公開・・国民一人一人へ年金記録を速やかに公開送付すること。
2.現状を整理するコンピュータ関連施策をとりまとめること。
3.消失問題に関わる責任の明確化と厳正な対処。
4.抜本的な年金問題解決策提案 であろう。
直ちにできることと、できないことがあろうが、それらに締め切り日を入れることであろうと考える。それか、いっそのこと全部放り投げて辞めちまうか。
最悪なのは、総理の賞与返納にならって、厚生労働大臣や社保庁長官だけでなく社保庁職員に一部返納させようという動きである。民間企業なら業績不振につき賞与カットという話もあるが、公務員の世界で情に訴えて職員に一部返納させるというのは不条理である。多分、この返納は何かの記録がとられて水面下でいやらしい話になるのではと思うと吐きそうになる。この種の不透明で曖昧な措置が、ことの本質をますます見え無くさせていると思われる。
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