今朝、岐阜県庁付近にある士協会事務局に書類を受け取りに出向いたら、県庁前の大通りは蒼い空にイチョウ、カエデなどが映えて、秋一色だった。 冷え込みは一段と増したが、通りに風なく空に雲なく、もう晩秋を思わせるゆく秋の日和である。 ひとかげまばらな歩道は、昨夜の風に吹き散らされたと見えて落ち葉も少ない。 肩にかけるバッグからカメラを取り出して、往く秋を惜しんでみる。
低い朝の陽射しは、大通りのイチョウ並木の陰影を濃く見せる。 梢はもう葉を落としていて、秋の深さを報せている。
空に雲なく、イチョウの葉も黄色く映えるが既に枯れ葉色濃く、次の風が来たれば裸木になるだろう。
レンズをとおすとカエデの赤が一段と映えるのは、なぜだろうかと思う。
南京ハゼも落葉前の輝きを見せる。
若葉かと見まごうメタセコイヤの葉色だが、旬日もすれば黄金色を増し枯れ葉色になって散るのだろう。
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