この秋・線路は何処までも

 この秋は10月に熊本へ、11月に仙台を訪ねる予定である。 いずれも鑑定評価研修がメイン行事である。 とは云ってもアラカンをとうに過ぎ、アラセブン間近な身であるから、研修は名目上の目的であり、この機会に各地で無沙汰に過ぎている方々との旧交を温めたいというのが主目的なのである。
 そして、秘やかな目的が「線路は何処までも」である。 なかなか訪れることができない各地で、駅弁と缶ビール片手にローカル線の乗客となりたいというのが、茫猿の願いなのである。 此の春は3.11大震災の直前に、秋田から青森を訪ねて、五能線や津軽鉄道の客となったが、秋は阿蘇周辺、有明海沿岸、できれば島原鉄道、それに磐越東線から常磐線、つくばエキスプレスなどと、時刻表を開いて楽しんでいる。


 他人の行楽日程など何の興味も無いであろうが、そこはそれ我が道を行く『鄙からの発信』なのである。 そんな楽しみを持ってシンポジウムやフォーラムに参加する者もいるのだと、感じて貰えば結構である。できれば、こんな食べ物や見処があるよとフォローして頂ければとても嬉しいのです。
時刻表の旅:その1 熊本編
 航空便の関係もあり、前日10/13に熊本入りして、その日は前回の訪問で乗り損ねた市内電車の全線踏破、もしくは空港から市内へ入らずに豊肥本線の客となり、南阿蘇鉄道を訪ねる。
夜は御縁あれば老朋友と一献傾ける、肴は馬刺、カラシ蓮根、南関揚げ、太平燕、〆は火の国ラーメンでしょうか。
 翌日は沖縄・九州不動産鑑定士会主催の鑑定評価フォーラムに出席、夜は懇親会。
三日目は、早朝に熊本港へ向かいフェリーの客となる。目指すは島原半島である。 島原外港からは島原鉄道の客となる。 終着駅諫早でユーターンして熊本へ戻って、この日はお終い。
ちなみに、熊本港-島原外港の間は約60分、島原外港-諫早間も約60分である。
 四日目は、新幹線・熊本-八代間を体験乗車し、八代からは肥薩線で人吉へ向かう。人吉からは球磨川鉄道で終着駅湯前まで、車中は駅弁と球磨焼酎である。まだ何も調べていないが渓谷美が楽しめるであろうか。 夕刻、常滑空港へ戻る。
 航空券と宿泊先の予約は、先月に済ませているのだが、鑑定フォーラムの参加募集がまだであり、フォーラムのエントリーだけが未済なのである。
時刻表の旅:その2 仙台編
 スーパー旅割りの予約が8/1から受付開始となったので、仙台までの航空便、仙台での宿が一昨日確定した。スーパー旅割り予約は初めての経験だったが、普通運賃の約30%以下という割引率には驚かされた。往復航空便も考えたのだが、立ち寄りたい場所もあり帰途は新幹線利用とする。
 鑑定評価シンポジウム当日11/04、常滑空港より仙台空港へ、そのままシンポジウム会場へ向かう予定である。 鑑定シンポはエントリー受付開始が8/8であり、こちらも足と宿は確保したものの、肝心のシンポジウム参加申し込みが未了なのである。
 翌日は、鑑定協会主催の3.11被災地視察が計画されており、これに参加する予定である。
 三日目は新幹線で郡山に向かい、三春町にある福聚寺を訪問する。 福聚寺はかの玄侑宗久氏が住職を務める古刹である。玄侑師が在寺とは限らないが、師の書かれるものによく出てくるナムやタマに会えれば十分なのである。
 三春からは磐越東線をそのまま東進して磐城に向かい、磐城からは常磐線やつくばエキスプレスを経由して帰宅するというのが、今のところの予定である。ざくっと未定の多い予定を考えていたら、折角だから水戸あたりで一泊追加してみるのも有りかなと思い始めている。 まだ三ヶ月も先のことだから線路はふくらみ延びるのである。
《閑話休題》
 ナムからつながるのだが、子供の頃からの憧れである「犬」を飼いたいと思っている。鯉を十年ちかく飼ったことがあるが、鯉はしょせん鯉である。 鯉とは両想いにはならない、鯉は片想いである。 その点犬は両想いになれる可能性が高い。 飼うとすれば柴犬と決めているが、線路が何処までも続いているここしばらくは飼えそうにない。 それにしても、犬の寿命は10~15年と云うから、ぼちぼち飼わないと、老犬の介護に体力が続かなくなりそうである。 愛犬より先に逝くこともあるだろうが、その時はその時のこと、犬のさだめだろう。

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