第286回理事会レポ

2011.11.15開催の第285回理事会リポートを記事にします。 茫猿の理事任期は残すところ僅かとなり、理事会も年明けに予定される一回のみとなりました。 理事会配付資料等はいずれ協会より鑑定のひろばなどで広報されるでしょうから、割愛します。
議案は「公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会関連規程の制定」についてであり、いずれも原案通り承認されました。 茫猿は報告案検討について三件の質問を致しましたので、その経緯を記事にします。


一.本理事会の開催に関わる疑義について。
同日の理事会開催通知はe.Mailにて2011-11-04 に発信されているが、これは協会定款第22条に定める「開催通知は会日の14日前までに発送しなければならない。」との定めに違反している。 予め開催予定が告知されているから、事務手続きは前後しても構わないとお考えであれば、それこそが理事会軽視に他ならないと考えます。
なお、同条には「緊急を要する場合には、会日5日前までにその通知を発することを妨げない。」とあるが、本理事会は定例理事会であり、緊急理事会には該当しないものと考えます。
《執行部回答》
理事会開催通知が定款の規定より三日遅れたのは事実であり、遺憾に存じます。
《茫猿の見解》
定款違反を認めたのは了とするが、議事冒頭に陳謝した上で、本理事会の開催を正規なものとするための理事会承認を求めるべきである。この手続きを踏まない議事は総て無効と解されても仕方ないことである。 総じて議事運営が杜撰と言わざるを得ない。
二.執行部はReainfoを廃止して新たに鑑定協会BBS(掲示板)を設置したのであるが、総務委員会報告事項「BBS設置」に関連して、ネットワークのあり方について伺います。 ネットワークというものはIT(Information Technology)ではなくICT(Information and Communication Technology)であるという考え方が今や主流であると考えるが、執行部は如何にお考えか伺いたい。
今回、構築設置されたBBSはよくできていると認められるが、以下の事項について早急に再検討されるべきものと考えます。
1.BBSを役員会並びに委員会等会議におけるIT(会議連絡用ツール)として位置付けるものではなく、会員の情報共有手段(Information and Communication Technology)として広く活用すべきである。
2.その観点からは、速やかにBBSのIDとPWを一般会員に配布すべきである。
3.同様の趣旨から、理事会上程案件は速やかに会員へ伝達すべきものである。 鑑定協会運営の透明性と情報共有性確保の観点からは、上程議題並びに理事会報告案件は速やかに開示されるべきものであると考える。
《執行部回答》
全会員にIDとPWを配布するのは好ましいことと考えるが、未だiNet環境に無い会員も少なくないことから時期尚早と考えている。
三.Rea Netへの誤解について伺います。
鑑定協会BBSを構築するに際して、Rea Netについて総務財務委員会の見解が述べられているが、其処には幾つかの誤解が認められるので、伺います。
1.構築目的についての誤解。
Rea Netは事例閲覧システム(Rea Jirei)を目的として構築されたものではなく、会員のICT(Information and Communication Technology)を目的として構築されたものである。然るに、いつのまにやら構築目的が矮小化並びにすり替えられて、事例閲覧システム(Rea Jirei)を目的として構築されたかのように誤解されている。 これは構築目的の適否ではなく、その運用に過誤が生じているからである。
2.維持費用と維持手続(証明書の更新)についての誤解。
維持費用が多額であるという誤解があるが、これは所要の維持費用についてRea Jireiとの混同があるものと考えられる。 Rea Info並びにRea Data 、Rea Mapのみの維持費用であれば少額である。
証明書の毎年更新は確かに煩瑣である。 証明書の更新は安全性確保から行われるものと認められるが、毎年更新する必要性は希薄であり、数年毎の更新あるいはPW変更を求めることで十分に安全性を担保できるものである。
3.同時にRea Netの普及を未だに阻害する主因は、Rea Netの管理を士協会に委託したことにある。 このことは事例閲覧システム(Rea Jirei)を目的とすることに変化したことにより、事例に対して当時から現在に至るまで続いている、「事例管理は士協会所管」という士協会主張に配慮して、Rea Netの管理までも士協会に委託したことによる結果でもある。
4.Rea Netの管理は鑑定協会が所掌するものでなければならず、協会は全会員にRea NetのIDとPWを速やかに配布すべきである。 Rea Netのうち、Rea Jireiに関わる部分も新スキーム改善問題の帰趨と関連するものではあるが、鑑定協会の費用負担と管理下に置くべきものである。
以上の各事項に関しては、「REA-NETの運用に関する基本指針」について、早急な是正措置が図られなければならないと考えるものである。
《執行部回答》
回答無し、執行部は本質問を無視しました。 少なくない会員がiNet環境にないなどというエクスキューズを弄する執行部に茫猿は呆れ果てて、あえて再質問する意欲も失せました。
四.新スキーム改善問題に関連して伺います。
新スキーム改善問題の混迷は、「資料の収集・管理・閲覧・利用に関する規程:第4条」並びに「不動産取引価格情報提供制度に係る情報の取扱基準:第4条」の速やかな改定並びに十全の運用が図られなければならないにもかかわらず、現在まで放置されたことに多くの原因があると考えます。 この数年間、改定を放置した執行部(正副会長並びに常務理事会)の不作為について、その責任の在処を問います。執行部は如何にお考えでしょうかお聞かせ下さい。
《執行部回答》
執行部回答特になし。 茫猿もあえて回答要求する意欲無し。
7月、9月、11月の都合三回の理事会に出席し、相応の質問も致しましたが、総じて茫猿の遠吠に終始したと振り返ります。 再質問を行い厳しく執行部を追求することも不可能ではありませんが、何よりも時間の壁に阻まれた感が否めません。
理事会質疑を効果的に行うためには、理事の連繋が欠かせませんが、連繋を生み出すまでには至りませんでした。 理事会後の意見交換は図ったつもりですが、望むべくは理事会前の理事協議会が必要であろうと思われます。
任期最後の一月理事会には、新スキーム関連議案が上程される可能性が高いのですが、理事会後に賀詞交換会が予定されており、ここでも時間の壁が障害となる見込が高いと予想されます。 どのような質疑を行うかを考えれば事前の理事協議会開催が必須であろうと思われますが、さてどうしますか、まだ時間が多少ありますから考えてみたいとも思っています。 ただ、最後くらいは静かに過ごしたいとも思っているのも本音でもあるのであす。

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