福井鉄道福武線

2012.11.16 Am 07:45 岐阜羽島発ひかり495号に乗車した茫猿は、米原駅にてAm 08:09発しらさぎ51号に乗換、Am 09:00武生に到着するのである。 この日は午後14:30より福井市内で中部縦貫四県協議会が開催されることから福井市へ向かうのであるが、JR武生駅で途中下車した目的は、福鉄越前武生駅から福井鉄道福武線に乗り福井市へ向かうことにある。

福鉄福武線は福井・武生間約22kmをJR線と並行する私鉄であるが、停車駅数が25駅と多いことや運行本数が多いことから地域住民の足として機能している私鉄線である。 また全路線のうち約3.3kmが道路上を走る軌道線であることや、市役所前駅にて運行方向を転換して福井駅前に向かい、福井駅前でまた方向転換して田原町に向かうという、一路線中で2度も方向転換する珍しい運行も行われている。 また鉄道線と軌道線をまたがって運行されていることから、軌道線区間では乗降口のステップが使われるという特徴も持っているユニークな路線である。
武生駅付近をGoogle Mapで検索するには、Google Mapを開いて座標値「35.90615,136.170263」を、検索欄にコピー&ペーストする。

JR武生駅の北方約400mに越前武生駅は所在する。 越前武生駅構内には乗降ステップ付き鉄道型車輌と2005年に廃線となった岐阜県名鉄美濃町線車輌が福鉄車輌に塗装替えされて停車していた。(画面右側) 懐かしい美濃町線車輌との思わぬ再会である。

武生駅を出て直ぐに難読駅名に出会った。 「次はキタゴ」という車内アナウンスを聞いて「北郷」か「来郷」を連想したのだが、駅名表示板は「北府」なのである。ローカル線の楽しみの一つが、難読駅名の推理である。 次の写真は福武線の鉄道・軌道分岐点を車内から撮る。

福武線鉄道区間は点在する集落を縫うように単線運行されているが、越前は豪雪地帯であることから待避線の離合ポイントでは雪害を防ぐためであろう雪除けドームが設けられている。

電車が福井駅前に到着したのが10:30頃、四県協会議開始まではまだ四時間もあることから、茫猿は福井駅前から三駅先(所要時間約8分)の終着の田原駅へ向かい、田原駅で接続する越前鉄道三国芦原線に乗り、三国港へ向かうこととするのである。 《越前鉄道については、稿を改める。》  次の写真はJR福井駅前の電停に停車する鉄道型車輌である。乗降ステップが降りている。 この写真だけ雨模様なのは、翌日早朝に雨の福井駅前にて撮影するものである。

福井鉄道郊外線電車の市内軌道線用の
乗降ステップ写真を掲載しておきます。
撮影時期は2004.10です。

オシマイは『鄙からの発信』定番、武生(越前市)の蓋である。

さて鉄道のことはさておき、「地価公示のあり方検討会」の行く末である。 先号記事では、第一回検討会について記事にしたが、公表された検討課題を読めば、半世紀を経て制度疲労がいわれる地価公示の先行きがとても案じられるのである。 過去記事において何度も先行きを懸念する記事を掲載してきた茫猿であるが、予想が当たったことを云々するよりも、昨年の国交省組織改編や地価公示レビューから既に予想されていた事態に、およそ無為無策にみえる日鑑連の現状を憂うのである。 【 地価公示のあり方・適者生存 】

最近に起きている幾つかの事象、依頼者プレッシャー問題、かんぽの宿事件、現物出資不適切評価事件、新スキーム改善問題の2年ちかくの混迷、地価公示評価員相対評価問題、等々は単独の事象として取り上げて解決や改善に当たろうとしても、適切な解に至ることは困難であろうと考える。 それらの底流に存在するのは、半世紀を経て制度疲労が認められる不動産鑑定評価と地価公示に、どのように対応するかであろうと考える。 別の表現をすれば高度成長が終焉し、安定成長も叶わなくなり、人口縮減が顕著なこととなり、従来型の経済規模の縮減も不可避な現実にどう対応するかであろうと考える。

地価公示二者鑑定の単独鑑定化や地価公示地点数の大幅削減という事態が、直ちに現実のものになるとは思えませんが想定外事項と等閑にしておいてもよいこととは思えません。 想定されるリスクに日鑑連としては、どのように対応するのかが問われていると考えます。 何よりも、地価公示の(土地取引の指標としての)現代的意義について日鑑連は如何に考えるのか、公的土地評価等における地価公示の意義・役割について日鑑連は如何に考えるのか、地価公示の評価主体である鑑定士の組織体として、社会に鮮明にする義務があると考えるのです。

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