梅雨晴れの一日、桜に毛虫を見かけたので防除作業を行いました。 農薬はできるだけ使わないようにしていますが、桜だけは放っておくと丸裸にされてしましますから防除が欠かせません。並行して柿などにも殺虫殺菌防除を施しました。年に一度か二度の動力噴霧機を使用した防除作業です。
夕方になって、防除の結果を確認しながら見まわっていますと、大山蓮華が咲いているのを見つけたので、切り取ってアヤメと一緒に玄関脇の壺に投げ入れてみました。
昨秋に切りつめなかった夾竹桃は、今年は多くの花芽を付けて咲き始めました。初夏の夕陽に照らされて揺れています。
盛りはやや過ぎたものの、サツキもまだまだ咲き誇っています。昨夏の剪定時期が良かったせいか、今年の花付きはとても多いのが嬉しいことです。
春先の寒さのせいか遅れていた里芋が芽吹きはじめ、苺も花芽を付けるようになりました。 梅雨のあいまを縫って梅の収穫時期が近づいていますし、馬鈴薯も収穫期にきています。 日々の農作業に追われながらも、過ぎてゆく時間をいとおしむ心地を楽しめるようになってきた、この頃の茫猿は、林住期を楽しみながら遊行期を迎えられたらなどと思っているのです。
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