今朝の伊吹山と桜です。まだ銀雪を戴く伊吹山と満開の桜という、最近では珍しい取り合わせです。(撮影場所:岐阜県羽島市小熊町地内、長良川左岸堤防上、逆川排水機場付近)『シャッターチャンスに恵まれたと云えばそれまでだが、久方ぶりに好い写真です。』
・・・・・・一年前の蛇足の再掲です・・・・・・
同じ記事を手もなく再掲するのは禁じ手です。
ですが、旧サイト『鄙からの発信』記事を眺めていて、Blog:鄙からの発信においておきたくなりました。茫猿自身の戒めのためです。せっかくの桜に続くお見苦しい点はご容赦下さい。美と醜はものごとの裏と表です。
※先ずは、実も蓋もなく老醜を揶揄した詩です。
「横井也有:鶉衣」より
くどくなる、気短になる、ぐちになる
思いつくこと みな古くなる
聞きたがる、死にともながる、淋しがる
出しゃばりたがる、世話焼きたがる
又しても同じ話に孫ほめる
達者自慢に人をあなどる
※続いて、老醜をいとおしむ詩です。
「天野 忠 老醜」より
鏡を見るたびにギョッとするわね。
つくづく時間の力は恐ろしい。
このシミ、この皺・・・・・
でもねえ。
そのシミ、その皺一つ一つだって
親切に時間が選んでくれたスタンプだよ。
その顔は
謂わば丁寧な集印帖さ
古いほど値が上がる
こともある
【そういえば、茫猿の顔にも少しずつ、シミが増えてきた
まだ薄いけど、いずれ濃くなり、大きくなるのだろうな。】
Tags:花
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