今年の4月1日はあまり面白くない。「エイプリルフールを楽しもう! 4月1日ネタ特集」とは云うものの例年に較べて低調である。どちらが4月馬鹿なのか判らないニュースが多いからであろうか。
残留孤児に対して國の責任を認めない各地地裁判決の連続、狭義では軍の関与は無いと云う従軍慰安婦問題についての安部首相国会答弁、そして愛国心を教育基本法や憲法にうたおうとする「内心の自由への介入」など、詭弁やすり替えが横行する様は毎日が「オイオイホントカヨ!!!と、エイプリルフール感覚」なのである。
本日は中日新聞07/04/01社説「愛は強制できるか」と中日春秋「沖縄戦集団自決問題」07/04/01コラムを紹介しておきます。記事とのリンクがいつまで有効なのか判りませんが、エイプリルフール社説ではありません。こういった社説やコラムを読みますと、最近は全国紙より地方紙の方がジャーナリズムの良心を示してくれる感をさらに深く感じます。
07/04/02:追記 中日新聞社説「沖縄戦検定・歴史の真実がゆがむ」
07/03/30:琉球新報社説「靖国戦犯合祀・根深い政府の隠蔽体質」
07/03/31:琉球新報社説「教科書検定・沖縄戦の実相を歪めないか」
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