十四夜

日がな一日、柿の剪定、藪庭の掃除、蜜柑とカボスの収穫を行う。 野良仕事が様になってきたというか、淡々と働けるようになりつつある。 今日は十四夜、昨日に続いて夕なずむ東空に浮かぶ月を撮る。


撮影時間 2010.11.20 16:40 SONY Cuber-shot F5.2 1/200

夕食を終えてから見上げたら、雲一つ無く晴れ渡った夜空にコウコウと輝いていた。庭もほのかに明るく、屋根瓦が月光を受けて光っていた。 冬の月は深夜に帰宅して寒空に輝くのを見ることが多かったが、この時間(19:00)にゆったりと眺めるのも佳いものだ。 部屋の灯りを消して窓をあけ、差し込む月明かりだけにしてから、Miles Davisを聞いている。久しぶりに(三月以来、いつでも運転できるように、自宅では禁酒していた)缶ビールのクリップを引いて月にグラスを挙げるとするか。
窓をあけ  グラスささげて  月に吠ゆ  (茫猿)

不動産鑑定評価がらみの予定原稿が十本近くあるが、この数日は、今さらなにをかいわんやの気分だから、全て削除することにする。 引かれ者の小唄みたいに聞こえるのも癪だし、まして老兵が消え去りがたく吠えているととられるのも業腹だから消去に如かずと考えるのである。 全部削除したらさっぱりとした。 月はいまや中空にある。
『2010.11.21 8:30追記』

 今朝の朝日新聞は一面でかんぽの宿と鑑定評価を取り上げている。 「日本郵政グループが宿泊施設「かんぽの宿」を安く売ろうとした問題で、国土交通省は担当した不動産鑑定士20人以上から近く事情を聴く方針」とある。

Client Influence Problem
Rea Review

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