やはり馬子にも衣装である。今に残ることわざには、それなりの寓意が隠されている。プランター盆栽の一部を鉢に替えたら、残る木も総て鉢に替えたくなり、十鉢のサツキ総てを素焼き鉢や盆栽鉢に取り替えた。サツキの数も畑、庭の隅それに雑木林から掘り上げ、最初の五鉢から倍増したのである。
置き場所の設えも変えて、多少は盆栽棚らしくなり、少しは見栄えも良くなった。まさに”馬子にも衣装”なのである。明日は多治見へ行く予定だから、機会があれば陶器屋さんを覗いてこよう。十鉢のうち、数年後を期待しているのが三鉢、大化けすればと思うのが三鉢、花さえ楽しめるようになればと思うのが四鉢である。
少しは見られるようになった五日前(2016.05.30)の様子。
まだ木製のプランターが残っている。
サツキの鉢数も少なく、プランターばかりが目立つ、始めたばかりの十日前(2016.05.24)の様子。
窓の外の鄙桜は、中江川からの照り返しが揺れる青葉に映えている。まだ残っている桜の実を啄みに雀が枝だから枝へと飛び回っている。時々はヒヨドリもやって来ている。盆栽と青葉の鄙桜とphotbook作りに癒されている、この頃の茫猿である。
鄙里に営巣することはなかったが、巣立ちを終えたらしい燕の幼鳥が我が家の電線に来ている。《尾羽が短いし親燕に較べて一回り小さい。》 時折、親燕が飛んできて空中で給餌している。
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