一番桜の開花を確認したのは02/28であるが、今日03/03は二番桜の開花を確認した。
二番桜とは桜桃(サクランボ)のことである。この桜桃を植えたのは2015年の秋のことである。その桜桃が昨年から花を付け梅雨前には紅い実を付けて我が老夫婦を楽しませて呉れている。今年も盛んに花を咲かせてくれるようだ。桜桃の花は白っぽくて、染井吉野のような派手さは無いが、その分、花も実もある桜なのでる。だから別名は「実桜」である。《桜桃口惜し 投稿日: 2016年5月16日》
中国またはヨーロッパからの渡来種である。桜に実(桃)がなるから桜桃と名付けたとも云われているようだ。そんなことはどちらでもよくて、花をしばらく楽しみ、しばらくすれば実(桃)を楽しめるのである。それにも増して、本日は”桃”の節句なのである。ひと枝切りとって花瓶に活けて、サクラ桃の節句を楽しむとするか。
ところで一番桜(緋寒桜)は、花盛りの時期を迎えつつある。本日も花曇りだから青空に映える桜花という訳にはゆかない。沖縄の今帰仁グスクの緋寒桜を観たいと出掛けたことがあった。下調べ無しだったから、既に葉桜となっていた。それでも僅かな咲き残りを観たのが2012年3月初めだった。《島唄と今帰仁城趾 投稿日: 2012年3月5日 》その時、2012.03.初めの沖縄・今帰仁城跡の名残の緋寒桜です。鄙里の緋寒桜よりも数段桜色が濃い桜です。沖縄の島唄酒場がとても懐かしい。
今日はジオラマ制作は一旦休んで、雨前の(予報では明日は雨)野良仕事に精を出す。というのも、我が家の”山の神”殿が宣うには、今年は棉とカモミールなどのハーブを作りたいと言うのである。棉は製糸して布を織ろうと云うのではなく、ドライフラワーにして白い棉玉を楽しもうと云うことである。カモミールなどのハーブは香りやお茶を楽しむと云うのである。
そこで畑の一部を彼女専用にするのであるが、多分(間違いなく)、荒らし作りとなるだろうから、既に耕している畑の一部を割く訳にはゆかない。そんなことをすれば、付近の雑草などの始末に目に余ることになるだろうと予想するからである。
そこで、柿の木の付近で今は桃の幼樹を植えている辺りを耕運機で耕して、彼女に提供するのである。長いこと畑としては使っていないが、茫猿が記憶する50年も前には母が耕していた。その後も時折は茫猿が耕運機で耕すだけは耕していたから、全くの荒地というわけではない。昨秋も備中鍬で起して鶏糞を撒いておいた、いわば畑地予備軍なのである。本日は耕しただけであるが、明日以降に桃を移動すれば、彼女ひとりでは手に余るであろう立派な畑が蘇る。
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