一雨毎に春が近くなっているのが判る今朝である。 雨が降れば草が芽を出し、陽がさせば伸びてくる。 梅は満開が近く、桜の芽もふくらみを増してきているし、椎茸などは雨後の椎茸状態なのである。
何の脈略もない話だが、昨夜のことBS2で「家で死にたいさ」を見ていた。 信州の山里に住む独居老人たちの話であるが、全編をとおす主人公は往診医療に尽力する医師なのである。 見ていた私は、家で父母を看取ることができたのは父母の意に添うことであり、良かったのだと改めて思っていた。 往診していただいた主治医はもちろんのこと、訪問看護師、介護ヘルパーの皆さんには随分と助けて頂いた。
適切に、適時に利用すれば、日本の介護(保険、医療)状況は恵まれていると思っている。当然のことだが地域差はあるのだろうが、私だけが格別恵まれていたということもあるまい。 FaceBookでは、こんなフォローコメントをいただいた。
『家で死ぬことができる日本人は少ない。死に場所をどこにするのかを考えた住宅選択が必要と考えています。 自宅で最後を迎えられる方は幸せだと思います。』
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