事例標準化モデル開示

【茫猿遠吠号外・・事例標準化補正モデル・・04.11.09】
 地価公示取引事例「JIREI10」テキストデータを利用した取引事例標準化補正モデルを開示します。このモデルのご利用に際しては、下記の事項を承諾したものとみなします。    
1.このモデルはフリーウエアであり、モデル使用に際しての個人的質問には原則としてお答えしません。 尚、リニア比準等の詳細説明は『鄙からの発信』数値比準関連記事を参照して下さい。また、リニア比準とマトリックス比準では基本的に比準表構成が異なることも御注意下さい。    
2.このモデルを使用された場合の如何なる事故についても、作成者は関知しません。    
3.このモデル使用の一切の責任は使用者にあり、モデル作成者は補償の責務を負いません。
【モデル使用の前に必ず行うこと】
 マクロボタンを利用して比準表を印刷した上で、比準表構成を理解して下さい。『鄙からの発信』関連記事もお読み頂ければなお結構です。掲載比準表はダミーデータですから、土地価格比準表等を参考にして各自の判断で入力して下さい。
【標準化補正試算の前に必ず行うこと】 
 設定する標準画地データ(標準地積と標準間口)を入力し、判定する地価変動率を入力して下さい。後は「JIREI10」テキストデータを複写貼り付けて計算マクロボタンをクリックするだけです。
【下記URLをクリックするとダウンロードできます。】
http://www.morishima.com/cgi-bin/k_data/pdf/bin/bin041107172426004.xls
【前掲モデル詳細については、下記の記事等を参照して下さい。】
 http://www.morishima.com/cgi-bin/np_boen/newspaper.cgi?action=view&code=1052568455  
 Hijun2005は、「説明」シート、「マクロと時点」シート、公示データの貼付用シートである「JIREI10」と、データ票シート、比準表(要因データ区分と格差評点)入力シートおよび比準演算シートで構成されます。計算結果シートは比準表使用には、直接関係ありませんが、マクロ演算補助シートです。削除はできません。    
※使用手順は以下の通りです。    
 まず、公示ソフトのデータ授受で、取引事例をエクスポートし、作成されたファイル「Jirei10.txt」をエクセルから開きます。(カンマ区切りテキスト)    
 次に、エクセル形式で開いた「Jirei10.txt」のデータ部分をコピーし、Hijun2001モデルの「JIREI10」シートに貼付します。    
 ※注意(Hijun2001モデルの「JIREI10」シート及び「データ票」シートを削除すると補正率計算(セル)がエラーになります。必ず消去コマンドを使用して下さい。) 又、演算結果にエラーが出ましたら、公示・元データの誤・未入力をチェックして下さい。    
    
※「マクロと時点」シートのマクロボタンを使用するときは、プリンターの電源をオンにしておいて下さい。    
※事例データ張り付けと、比準表構成が終わりましたら、マクロボタンをワンクリックしてください。計算が開始され、計算終了後に標準化補正データが印刷されます。
 本モデルは画地条件を主とする標準化補正以外にも、若干の修正を加えれば交通接近条件等についても格差補正が可能です。加筆修正されたり、改良された場合は御一報頂けると嬉しく存じます。
【改訂の参考】
 改訂するには、事例データシートの要因データ並びに比準表の構成を参考にして、評価対象地のデータを比準演算シート7行目に入力すれば、掲載する全ての要因についてリニア比準計算が可能です。お時間があればお試し下さい。このモデルでは数値化できない要因の比準については未対象ですが、改訂が可能なように構成してあります。 
【御注意】
開示モデルは標準化補正の便宜上、「マクロと時点」シートのD18及びD19セルに標準画地地積及び間口を入力する形式となっています。
しかし、比準演算シート7行目に標準地データを入力すると既設定コマンドが消去されてしまい、「マクロと時点シートの標準画地データ」は無視されますので御注意下さい。

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