とても楽しい爆問学問

 久しぶりにとても楽しい番組である。これから毎週火曜日の夜をワクワクして待つだろう。入り易くて、それでいてとても深みがあるというか、どこまで往くか往けるのか計り知れない先を予感させてくれる話である。番組が連れていってくれる部分もあるが、自らが知のフロンティアを旅できるのである。


 「爆笑問題の日本の教養」というNHKの番組の話である。たった今、福井伸一という分子生物学者と爆笑問題の対話を見終わってこの記事をタイプしています。詳しくは紹介する以下のアドレスからご自身で確認して下さい。メンバーを見ただけでも面白そうです。爆笑問題常識派の田中祐二が正面から、タメ口派の太田光がパルチザン的に、当代一流の知性と切り結ぶ様はとても面白いのです。
過去の放送一覧
4月13日 File001:「命のかたちお見せします」 浅島誠(発生生物学)
4月27日 File002:「現代の秘境は人間の‘こころ’だ」 中沢新一(人類学)
 中沢新一と太田光の「憲法九条を世界遺産に」は切り口がとても面白い本でした。太田総理にシンパシーを感じます。
5月11日 File003:「宇宙人はどこにいるのか?」 井田茂(惑星科学)
5月25日 File004:「人間は動物である。ただし…。」 山岸俊男(社会心理学)
6月22日 File005:「ヒトはなぜ死ぬのか?」 田沼靖一(生化学)
7月06日 File006:「教授が造ったスーパーカー」 清水浩(環境工学)
7月13日 FILE007:「哲学ということ」 野矢茂樹(哲学)
7月27日 FILE008:「この形 ありえない・・・人間は失敗作だ」 遠藤秀紀(比較解剖学)
8月31日 FILE009:「ロボットに人間を感じる時・・・」
10月02日 FILE:010 「タイムマシンは宇宙の扉を開く」
10月09日 FILE011:「生物が生物である理由(わけ)」
 自らの存在意義に迫る話でした。根底がグラグラになる感じです。
9月28日 爆笑問題 のニッポンの教養スペシャル 爆笑問題×慶應義塾  2030の衝撃

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