インターネットの可能性を具体的に教えてくれるサイトが登場している。画像の美しさとメッセージの確かさに驚かされるのである。祝日の夜に垂れ流していたTVが、その存在を教えてくれたというのも皮肉なことである。
BS-7:08/03/20:午後10:10~0:00 放送記念日特集 「映像メディアはどうなるのか ~ネットの世界は今~」 が、その存在を教えてくれた。このBS-7による放映を当のサイトが予告しているのである。
『Green TV Japan NEWS』より(抜粋)
映像メディアの担い手として君臨してきたテレビ。ところが、いま、高速ブロードバンドの普及でインターネット(ウェブ)上で流れる映像、動画の情報量は加速度的に増加し、テレビをしのごうとしている。個人が誰でも簡単に情報発信者になれる新たな映像メディアの出現、その手軽さが魅力の一方で、ネットが持つ匿名性ゆえに情報の信頼性と安全性に欠けると指摘されてきた。しかし今、そういったマイナス面を乗り越え、信頼性と安全性に加え、専門性を備えた新しい形のインターネットメディアが世界に浸透しつつある。月間アクセス数150万件を超すイギリスのグリーンテレビ(GreenTV)は、BBCで環境問題を扱ってきたプロデューサーが立ち上げたブロードバンドテレビ。「地球環境」という一点に絞り、各地域に住むグリーンジャーナリストと呼ばれる環境専門家やエコ企業が情報発信する。
このサイトには幾つかのカテゴリー毎に多くの番組が公開されている。「People:番組数17」、「地球温暖化:番組数19」、「自然環境:番組数29」、「グリーンライフ:番組数38」、「エコロジー&エコノミー:番組数22」この他にもファファラネット、グリーンノートといったコミュニテイサイトがある。ネットとTVが変わる兆候がここにも見えているのであり、変わる方向はどちらが優位というのではなく融合に向かうといえるのではなかろうか。
・クマの棲む豊かな森を次世代へ(03:07) 「番組へ」
・琵琶湖から学ぶ自然環境保護(03:40) 「番組へ」
・生命輝くボルネオの森を守るために(05:27) 「番組へ」
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