私ごとにはございますが、この四月一日付けにて永らくお世話になりました中部総合不動産鑑定(株)を退職し、森島事務所を開設致しました。中部総合鑑定在職中に皆様より賜りましたご厚情の数々につきまして、サイト上からではございますが篤く御礼申し上げます。
今日よりは、塾・鄙からの発信を先にし、いたずらに鑑定評価基準にとらわれることない鑑定評価を目指して参ろうと考えております。より身軽に、より腰軽く、より柔軟に生き、また逝ければと願うものです。
折りしも、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」施行の年でもございます。一般社団法人:鄙からの発信設立も佳し、一般社団法人:鄙鑑定士会設立も佳し、悉皆調査やネットワーク構築が本格化するなか鑑定評価や地価に係わるコンシューマー・サービスを目指せたらまた素敵だとも考えます。
痩身矮躯のこの身一つで、鑑定士の看板とノートPCを小脇に抱えて、未だ行ったことのない石見の国や羽後の国、はたまた西表島や島などにて暮らしてみたいと夢想する此の頃でもございます。そこはそれ四月一日のこと、なかなかには叶わぬ夢であればこそ、思い描く楽しさもあろうと思うのです。
なお森島事務所開設とは云え、住所、電話番号など、憂き世の身元に変更はございません。世間的に云えば屋号が変じたのみでございます。とは申しますものの「屋形の変容」は時の流れや移ろいをリアルに表すものよと感じてございます。ことさらに挨拶状などお届けしませんが、以上もちまして08/04/01の茫猿御挨拶とさせていただきます。 『鄙の櫻守 頓首九拝』
昇りくる四月一日の朝陽に匂うがごとく映える今朝の長良川堤の桜である。 4/1 am05:50 羽島地内長良川左岸堤防にて。
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桜花爛漫の時期、再出発、おめでとうございます。鄙からの益々の辛口、旨口の発信を期待申し上げます。体調第一、ブログ第二で、継続を心よりお願いします。