佐久間レールパーク

飯田線の山間部にJR東海・佐久間レールパークがある。 あるといっても2011年に開館予定のJR東海博物館へ展示車輌を移転するに伴い09/11/01をもって閉館となる。 一度は全線走破したい飯田線であるけれど、とりあえずは閉館前にレールパークを訪れておこうと思い立ち、先週、雨のなかを訪ねてきた。 天候が良くないし土曜日だから、それ程とは思わずに出掛けたのだが結構な人出であり、屋外展示の車輌はともかくとして、屋内展示館は混み合っていたから殆ど素通りだった。


岐阜羽島発7:01のひかりに乗り名古屋でこだまに乗り換え、豊橋発8:12の飯田線普通を利用する予定が出遅れてしまい、豊橋発10:08のワイドビュー伊那路発車までの1時間半ほどの待ち時間つぶしに豊橋鉄道渥美線に乗ってみることとする。 持ち時間の関係から全線は無理だから新豊橋・高師間折り返しとする。 渥美線は沿線に愛知大学や時習館高校が所在することから土曜日とはいえ学生の乗客が多かった。 写真は折り返して新豊橋に向かう電車が入線してくるところである。 雨に濡れたプラットフォームにヘッドライトの灯りが照り映えている。

戻ってきたJR豊橋駅前ではちょうど豊橋祭りのイベントが行われていて、豊鉄市内線(路面電車)も花電車が運行されていた。

豊橋発10:02のワイドビュー伊那路1号、指定席は売り切れ、自由席もほぼ満席状態だった。

閉館まで残すところ15日の表示がある屋外展示場、手前よりクハ111・湘南型電車、キハ4800気動車、キハ181特急しなの、画面奥は0系新幹線の運転席、運転席に昇るには長蛇の列だったから見合わせた。

昭和12年、京都・大阪間の電化に際して増備された車両。京都・大阪間を36分で走破したという戦前の代表的高速電車 モハ52型。 画面右はオヤ31型試験車輌、新線等で建造物が設計通りに完成しているかどうかを測定する試験車。周囲に張り出した測定用腕木により、建造物と車両の間隔を測定する。 写真では腕木は畳まれている。

モハ52型のレトロな車内、豪華というよりもなんとなく温もりを感じる車内である。

鉄ちゃん(テッチャンはホルモン)、鉄男と言われて久しいが、最近は鉄女が全盛である。 この日もカメラを構える女性の数が多く目に付く。しかも携帯やミニデジカメなどでなく、れっきとした一眼レフを構える女性も少なくない。 他には子ども連れの若夫婦や老夫婦、意外に多いのは若者と老年の親子連れ、それに中高年の鉄ファンクラブやJROB連である。 茫猿のような一人者は中高年に少なく、大概は若者である。 画面は高山線で活躍したラッセル車。

来月を過ぎれば、こんな混雑にはお目にかかれないだろう中部天竜駅ホーム。 この先の飯田線名物秘境駅「小和田駅」へ向かうことも考えたが、雨で肌寒い小和田駅で二時間近くも過ごすことを考えて止めにする。

『鄙からの発信』定番、佐久間町(現浜松市天竜区)の蓋、意匠は佐久間ダム。

帰途に豊川駅で下車して豊川稲荷に参詣する。 山門前のギンモクセイの巨木。


山門右の銀に対して、左側にはキンモクセイがあるのだが、先日の台風18号で倒れてしまったので、大きく刈り込んでから養生されていた。

人影まばらな豊川駅前ロータリーには狐が遊んでいた。

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