参議院選挙Ⅱ

 選挙の結果、民意は自民復調、民主お灸と出た。みんなの党はマスコミ露出度と主張の明快さが追い風となった。アジェンダを連呼する目新しさもあった。
 これで、また一年、二年あるいは三年のあいだ政治は混迷が続くのだろう。各党に成熟した議会主義というおとなの対応を期待するのは、無いものねだりだろうな。


 与野党衆参逆転、離合集散、有為転変の劇場型政治が続くかと思うとうんざりする。
菅直人氏いわく、「ギリシャみたいになったら大変だと思った、だから消費税論議を唱えたがいささか性急すぎた。」 性急ではなく唐突だろう、何より民主党の優先順位は歳出削減、合理化ではなかったか。 風頼み選挙を行うつもりが、迅風に負けたということか。
 それにしても、一人区の三年ごとのぶれを見るにつけ、55万票獲得して次点となった東京都選挙区、13万票で当選する高知選挙区の大きすぎる落差に唖然とする。地域代表が必要であることは言うまでもないが、4倍を越える一票格差は妥当なのか。
 話はがらりと変わって、《ドイツ、オーバーハウゼンの水族館のタコ、パウルはワールドカップ3位決定戦のドイツ、決勝のスペインも当てた。》 大会で予想した8試合すべて的中させるという驚異的な蛸に、これまた唖然。

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