茫猿は歩く:東京の桜

2012.04.10 上京する。翌日に理事会開催を控え、この日は士協会会長(調整)会議が開催されていた。 茫猿は部外者ではあるが士協会会長有志から上京を求められていたので、会議終了後の参会者と新橋ライオンで夕刻に待ち合わせたのである。 どうせ上京するのだから、上野の桜や東京国博のボストン美術館展なども見たいと、早朝から上京したというわけである。

09:30前後 改装後の新しいというか、復旧なった姿を現した東京駅を眺めてから上野山へ向かうのである。 真新しい銅製のドームが春の陽ざしに輝いている東京駅である。ドームは数年後には緑青を帯びて深みを増すであろう。 休業中の東京ステーションホテルも十月頃には新装開業するということだから、一度は泊まってみたいものである。

上野山は月曜の昼前だというに、宴会をする人、食事をする人、場所取りをする人で結構な混雑だった。 お目当ての東京国博は迂闊なことに月曜休館日を忘れていた(残念)。 仕方ないから、上野山を抜けて鶯谷へ向かうのである。
      
左から、国立博物館敷地内の旧池田藩黒門にかかる桜、寛永寺墓地の桜越しに眺めるスカイツリー、上野の山では夜の花見に備えて場所取りをする人があちこちにいる。シートには社名などが墨黒々と記されている。 昼は鶯谷駅前の「蕎麦屋:御手打ち天下御免・公望荘」でいただく、此処は渋い構えのお店で、お味も水準以上である。

      
左から、王子飛鳥山の桜、人も多いがゴミの山も大きい。(中)飛鳥山電停付近、本郷通りに差しかかる都電荒川線。背後は飛鳥山の桜。 (右)荒川線終点の三ノ輪駅。(今朝の飛鳥山は小雨のなか、落花盛んだった。) 最新のライトレールの乗り心地は素晴らしいが、旧型の市電タイプもモーター音やレールの継ぎ目を渡ってゆく音、それに振動など、捨てがたい味がある。 都電荒川線は路面電車部分と専用線部分があるから、市電感覚と区内にいながら郊外型電車感覚の両方が味わえる良さもある。

      
(左)協会事務局近くの愛宕山の桜、中央に見えるのは田崎真也プロデュースの「Trattoria T」、ここのランチタイム・ベッコウ丼は納得の旨さである。 花見期間中はペンネ祭期間と表示されていた。 (中)王子駅付近の音無親水公園、都会の真ん中に花の枝が垂れ込み花びらが散り敷かれている渓谷が現れる。 (右)今朝、小雨のなか訪ねた七社神社、本殿左前が御衣黄桜、右が八重桜。 目当ての御衣黄桜はまだ蕾膨らむという状況で、見頃は週末くらいであろう。 なお七社神社は滝野川警察署左側の大鳥居をくぐれば直ぐに見える。
 04.10 夕刻、新橋ライオンにてお歴々と待ち合わせたというか、茫猿は小一時間遅れたのであるが、執行部の方々のお話し、士協会会長有志のお話しをそれぞれに伺ってハシゴをしていたら、終電近くとなり、慌てて飛び乗った京浜東北線なのだ。 がしかし、早朝からの歩き疲れに、夕刻からの聞き疲れが重なって、席に着くなり爆睡、目が覚めたら終点南浦和というテイタラク。

翌夜、理事会終了後の懇親を終え、前夜は付き合えなかった某氏と二人、新橋SL付近の隠れ家の如き店で、世間話、個人的な話、業界四方山話で三時間? 気がつけばまたまた日付の変わる頃。 駅のフォームから確保したこの夜の宿へ向かったのである。 前夜の失敗は繰り返すまじと 瞼を引っ張ってはいたが、情けないことに目的駅の手間でつい睡魔に負け、気付いたら荒川の向こう側「川口」である。幸いに桜木町行き最終電車には救われて事なきを得たものの、二夜続きで同じあやまちを繰り返すなど衰えは隠せないなと自覚する茫猿であった。
《理事会等報告は、次号記事に掲載します。》

 

 

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