The Tokyo Station Hotel

2012.10.03 改装オープンしたThe Tokyo Station Hotel を訪ねてきました。 前日の委員会終了後にホテルのメインバーに往きましょうと何名かの委員諸氏を誘いましたが、虎ノ門近くの居酒屋が良いと同意を得られず、翌日昼過ぎに訪れました。 茫猿と同様の物見客が多くて、ホテル内は混雑しており、軽食の摂れるメインラウンジもカフェバー・カメリアも入店待ち客が列を作っている有り様であり、メインバー・オークの営業は夕刻からとのことで、見学だけに止めたのです。

重要文化財である東京駅丸の内駅舎、そのなかに位置する伝統と風格溢れるThe Tokyo Station Hotel は不動産鑑定士であれば、是非とも一見する価値ありと考えます。 何よりも上質なものを味わうことで鑑定審美眼を養い得るのだと考えますが、各位のご理解は得られませんでした。 上質なバーで静かに飲むことなどは想定外なのかもしれません。 次回、上京の折にはメインバー・オークにて優雅なひとときを過ごしたいものと願っております。

皇居の正面に位置し、大使信任状奉呈馬車の出発点でもある東京駅正面玄関です。

全景です。Webサイトには夜景が載っています。

The Tokyo Station Hotel のメインゲートは、正面玄関の品川よりにあります。小さいから見落とさないで下さい。

ホテルフロントは小規模ですが、ホテルが駅構内にあり、客室数も少ないことからやむを得ないことでしょう。

トイレの洗面台にも風格があります。

B1にあるレストラン街の設えも優雅なものです。この設えでもデイナー7,000円~ですから、怖れることはないでしょう。

ホテル内のShop、羊羹の虎屋前から眺める南ドームとJR改札口、上を見上げている人や写真を撮っている人が多く見えます。 虎屋では、月末に務める父母の三回忌法要の茶請けやお供え菓子を求めました。 虎屋の最中・御代の春は口に残らない上品な甘さなのです。

茫猿もドームを見上げました。話題の八方位の干支彫刻が小さく青く見えます。このレリーフを近くで眺めるにはドームサイドルームに宿泊しなければなりません。年明けまでは予約で満室状態のようです。

一度は泊まってみたいホテルですが、シングル料金24,000円とありますから、無職渡世の身の上であればとても叶いそうにはありません。息子夫婦が招待でもしてくれればと、儚い夢を見ています。 それから、メインバーにのみ気をとられていて、Tokyo Station Galleryを見落としてしましました。これも次回の楽しみです。

さて、話は変わって、虎ノ門日鑑連事務局から神谷町より100mほどに、新しいベーカリーカフェ・3206がオープンしていました。 ランチタイムにはGreen Curryが用意されていますから、此処ならば茫猿のか細い懐でも叶いそうです。 小さいながらテラスでは珈琲を飲みながら喫煙もできますし、慌ただしく行き交う人々を眺めてぼんやりと時を過ごすのも悪くないことです。 通りの向かい側には虎ノ門A3ビル(緒方事務所)が見えます。 2012.10.24から2012.10.25に変わってしまった新橋駅フォームの時刻表示です。辛うじて終電には間に合いましたが、どうやって当夜の宿に辿り着いたのか、記憶が飛んでしまっています。 深夜まで茫猿を介護していただいた二回り近くも年若のI様、M様に、誌上より御礼申し上げます。 また前日に砂場のかき揚げせいろ蕎麦をご一緒頂いたM様、K様、翌日に上野・藪の天麩羅せいろ蕎麦をご一緒頂いたG様にも御礼申し上げます。

事務所スタッフの手前があるから盃一杯だけというG様を尻目に、蕎麦味噌と天麩羅を肴にいただいた「昼酒・ぬる燗」は、臓腑に染みわたる向かい酒でした。 G様、次回は池之端・藪へご一緒しましょう。 昼下がりに、ここの「かもぬき」で飲む酒は、此の世の極楽を味わえます。  そうそう、偶然にお会いしたA様とは虎ノ門3206テラスにて、業界某大手機関に関わる四方山話を聞かせて頂き有り難うございました。

思い返せば、虎ノ門のテラス喫茶で、木鉢会のお蕎麦で、騒然たる居酒屋や穴蔵バーで、実に多くの方々と意見交換し談論風発した、仮眠数時間を挟む二十四時間でした。 貴重な取材もさせて頂きましたから、とても稔りの多い上京でもあったと振り返っています。 朝早くに赤羽駅前の「友路有」でいただいた、野菜ゴロゴロCurryも痛んだ胃袋には納まりやすいものでした。 出勤前に呼び出しをかけて、遅刻させてしまった長男には申し訳ないことをしたと反省しきりです。 _(._.)_ 思い出せば彼が幼い頃から、迷惑をかけ続けている親爺の深酒です。

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