【茫猿遠吠・・ブロードバンド化開始・・04.08.04】
岐阜県士協会二十五周年記念事業の掉尾を飾る士協会ネットワークのブロードバンド化事業がいよいよ仮運用を開始しました。仮運用といってもエラーが出れば修正する、ブロードバンド接続未了会員のために旧接続をしばらく残すという意味からすれば、事実上の本格運用開始です。
ブロードバンド化といっても、その速度や便利さを実感するのは、我々岐阜県士協会会員のみであり、読者の皆様にとっては『なんだそれは、フーン』というところでございましょうが、でもその体感速度や便利さをお伝えして、何かのお役に立てればと存じまして記事にしております。
多少は自慢げに聞こえるでしょうが、でも御理解頂きたいのは、誰かがリスクを背負って実験し、その実験成果とか体感状況をお伝えすることは、誰かの何かのお役に立つと信じているのです。五十名未満の零細組織でも、こんなことができる。
世の中は不思議でして、五十名未満だからこそできるが百名以上ではできないということも多いのが実情でもありましょうが、茫猿が体感するブロードバンド化士協会ネットワークというものにお耳をお貸し下さい。
実際の処、百聞は一見に如かずでございましょうが、まずは聞いてみてというところです。
※岐阜会ブロードバンド化については、04/04/20及び04/04/25に過去記事がございます。それもご参照下さい。
http://www.morishima.com/cgi-bin/np_boen/newspaper.cgi?action=view&code=1082479745
http://www.morishima.com/cgi-bin/np_boen/newspaper.cgi?action=view&code=1082913919
今回のNTT・フレッツグループ利用によるブロードバンド化は、士協会ネットワークの高度なセキュリテイを維持しながら、なおかつ通信速度と利便性を向上したという点に大きな意義があります。
通信速度はBフレッツ(光)利用か、ADSL利用か、そして事務所の所在地に左右されますから、全員が同じ速度を享受しているわけではございません。
しかし、それは事務所の所在環境という枠組みのなせるところですから、やむを得ない訳です。それでも従前のISDN通信環境に較べれば、少なくとも50倍程度の速度は得ていると思われます。ちなみに茫猿の事務所に於ける速度測定によれば、20~35Mbpsですから、500倍の通信速度を得ていることとなります。
速度自慢はともかくとして、通信環境がシームレスとなったことが一番大きい利点です。ダイアルアップ接続とかコールバック接続とか様々な通信環境が混在していた士協会ネットワークと事務所の通信環境が、BフレッツもしくはフレッツADSL常時接続に統一されましたから、Cybozu(サイボウズ)という士協会グループウエア、士協会WANという士協会サーバーの共有フォルダー、そして事務所内LAN環境が統一されシームレス化しました。
簡単に云ってしまえば、デスクトップのブラウザーアイコンと、メーラーショートカットと、士協会WAN共有フォルダー・アイコンで各システム間の行き来が簡単につながる状況が実現したわけです。
今から今秋の地価公示作業が楽しみです。エクセルファイルもワードファイルもテキストデータもイメージデータもサクサクと手軽に分科会のなかで移動するでしょう。
茫猿の事務所ではFDもMOも既に過去の遺物となっています。データはオンライン移動かスマートメデイア移動が当然で、たまにはCD移動がある。
FDやMOは相手先が所望であれば仕方ないからという状況です。
それでもまだまだファクシミリが幅を利かせています。県外からは圧倒的にファクシミリで連絡が届きます。メールアドレスを公開しているのにファクシミリで連絡してくるなんて、『アーア!!』と思うときがあります。
E-MaillであればRES一本で済みますし記録も確実に残ります。それに通信費も余分な手間もかからない。それなのに、ファクシミリでは返事を書かなければならないし、通信費もかかります。
わずかなことですが、顧客や友人からの連絡がE-Maill主流になってきますと、我が業界は遅れて居るなあと実感します。
岐阜県士協会の会員は、八月からは朝の行動が変わってくるでしょう。
朝、事務所に出勤する。一番にPCを起動して、ブラウザーから士協会サイボウズ(グループウエア・・詳しくは前掲記事を参照)にアクセスして、公示分科会幹事や士協会役員、事務局からの連絡メッセージを確認する。同時に士協会や分科会の週間スケジュール表を確認し、並行してメーラーを起動してE-Maillを確認する。
そして、士協会事務局サーバー内の幾つかのフォルダーに格納されるデータファイルが全て事務所内サーバーやHD内データと同じ感覚で利用できる。
一部の会員は事務所と自宅を同じ通信環境に設定して、自宅でもこの環境を享受しているようです。
さらに同時に士協会サイトにアクセスして、新しい投稿を確認してくれれば云うことはないのですが、そこまで期待するのは時期尚早でしょう。
・・・・・・いつもの蛇足です・・・・・・
もちろんのこと、ブロードバンド化は好いことずくめではありません。
便利さの影に潜むリスクもあります。便利さ故にリスクは増したともいえます。
今の課題は、リスクヘッジを確実に行ってゆくことでありましょう。
「士協会サイト・濃飛点描」は、記事数を着実に増やしております。
今のところ、訪問読者にとって興味ある記事は少ないかもしれませんが、
その内には岐阜の隠れた見所などを紹介できると思います。
蒸し暑くて寝苦しい夜に、ふとBSを見ていたら、次の三つの家訓をテーマにした番組を放送していました。家訓などというものを解説しても仕方がないので、せめてサイトでも見て判じて下さい。
※「我は主にあらず。」
柊屋 一度は泊まってみたい京の老舗旅館、宿の前は何度も通ったけど。
http://www.hiiragiya.co.jp/
※「一代一品」
京箸の老舗 市原平兵衛商店 利休箸だとか、魚が好きになる箸の名店
自社サイトなし、紹介記事サイト在り
※「何にも苦にするな。」
永楽屋 細辻伊兵衛商店 京手拭いの老舗
手拭いが安いので1,200円、高いのは5,000円します。それ以上の説明は不要でしょう。
http://www.eirakuya.jp/top.html
※同じく、寝付かれずに朝生を見てて、
ライブドアの堀江貴文氏の出演に出くわした。
バッファローズとブルーウエイブの合併話に割り込んだ堀江氏であったが、田原氏や三宅爺さんの挑発に乗ることなく、静かに思うところを述べていた。
プロ野球が斜陽化してゆくのはナベツネとか三宅爺さんみたいな老害のせいなんだと、とてもよく判った。
※堀江貴文氏・・社長日記
http://blog.livedoor.jp/takapon_jp/
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