伊予路の秋−2

 伊予路の旅二日目はゴルフ組と佐田岬観光組に別れる。佐田岬はJR八幡浜駅から岬灯台まで約50㎞の距離がある、日本一細長い半島である。道路は尾根づたいに快適な道が開かれており、右に瀬戸内海、左に宇和海を眺めながらの車中は飽きない。その途中の発電用風車である。四季を通じて風は強そうである。岬付近の樹木は風に皆が這わされていた。


岬先端に近い駐車場から眺めた風景である。画面中央に小さく灯台が見え向こう岸は九州佐賀関である。文句なしの絶景である。惜しむらくは夕陽にも朝日にも縁がなかったこと。三崎に一泊すれば両方とも鑑賞できたのに。

※画面中央部分を拡大する。佐田岬灯台の頂部が見える。


佐田岬のぜいたくな昼食である。岬あじ、岬さば、伊勢エビの皿盛り、檜扇貝・アワビサザエのバーベキュー、〆は鬼殻具足煮と、とても食べきれなかった。
ところで岬あじ、岬さばはハナアジ、ハナサバと読む。豊予海峡のアジやサバは愛媛県側の三崎漁港にあがるとブランド形成中のハナアジであり、向かい側佐賀関漁港にあがればブランド確立済みの「関あじ」というわけである。


岬駐車場から灯台までは往復約5㎞の昇り降り道である。途中の磯に降りて遊ぶ同行者である。(小さくて見えないかも)

拡大してみました。表情までは無理ですが。

三日目の朝、松山城である。特に説明は要しない。

内子町、内子座である。

内子座舞台で六方を踏んだつもりがタタラを踏んだ同行Y氏を冷やかすI氏。(誤解の無いように、舞台に昇る許可は得ております。)

内子で食べたかった味であるが、要予約と云うことで断念する。残した食い物の未練が今さらに思い返されてくる。

さすが俳句の町、松山である。街中の随所に投句箱が置いてある。左は道後温泉本館前の投句箱、右は宿泊ホテルのロビーにおいてあるもの。

関連の記事


カテゴリー: 只管打座の日々 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください