何故、独自ドメインか

 先月末からブログ「鄙からの発信」の転居で大騒ぎである。読者の皆様は不思議に思っているかもしれない。前のExciteブログは結構垢抜けていたのに、今度のMorishima.jpブログはページレイアウトデザイン今一、アクセス速度今二、バグが幾つか残っている点で今三である。それなのにどうして僅かとはいえお金をかけてまで、縁者に肩身の狭い思いをしてまで引越などするのであろうか。


 当然の事ながら転居をするにはそれなりの理由があるのです、独自ドメインで発行するという、いわば見栄みたいな話だけではありません。
 一つは、ブログの構成自体の独自性です。ブログサービスでも次第に自由度が増しており、選択肢も増えています。しかし、利用者の大勢を占めるジュニアの意向を踏まえた構成になっているのは否めないことです。
また、先号記事でふれたように、自社ブログサービス利用者間ではコメントもトラックバックも自由だが、他社利用者のコメントやトラックバックには差を設けている例も少なくないのです。自社に有利なアフリエイトへの誘導もみられます。
この辺りは希望や要望や欲求に応じたスキルが求められるから、云うは易く行うは難しというところが本音ですけれど。
 でも何よりも大きい理由は、せっかく作り上げた記事の山、他者から観ればただの書き散らしの溜め場かもしれませんが茫猿本人にすれば今や99年以来8年間の歴史です。「お宝の山」と呼んでも、本人だけにとっては誇称ではなかろうと思っています。この宝の山、一歩譲って8年の歴史記録を責任を持たない他者に預けておく不自由さがあるのです。
 これらの記録は簡単に移動できません。A社ブログサービスからB社ブログサービスへの移動が容易でないのです。バックアップのログも利用者本人の手元には何も残されません。(記事をアップする前に、或いはアップと同時にバックアップをとっておけば別ですが。一部ではPDFファイル化して事実上のバックアップが可能なサービスもあります。ただし、PDF化のブログサービス側の本音は自費出版への呼び水であるのですが。)
せっかくの自分史ですから、この際にMorishima.jpドメインに全て転居し、追々にMorishima.comドメインにバックアップを保存しようと考えたのです。
因みに、茫猿が質の高いサービスが提供されていると考えている「Exciteブログサービスの利用規約」には以下の規定がしっかりと記載されています。

9. 免責事項
登録ユーザーは、エキサイトブログを専ら自らの責任において利用するものとします。エキサイト株式会社は、登録ユーザーの皆様によるエキサイトブログの利用に関連して生じた責任、負担、損害及び損失(コンピュータ機器の故障やデータの損失を含みますが、それらに限られません)について一切責任を負わないものとし、登録ユーザー自らの責任において処理することとします。また、エキサイトは、情報の掲示時期、削除、誤配、又は保存の有無について何ら責任を負わないものとします。

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何故、独自ドメインか への2件のフィードバック

  1. 松田 勉 のコメント:

    詳しい事は良くわかりませんが、賃貸マンションから持ち家に引越しした様なものですか?
    とにかく引越しおめでとうございます。益々のご発展をお祈り申し上げます。

  2. bouen のコメント:

    そうですね、感覚的には無責任なウィークリーマンションから戸建持家・注文建築くらいの違いがありますね。
    内外装もまだまだですし、税金も頭が痛いし、近所つき合いもあるし、というところですか。
    (コメント有り難う、これからも時々突っ込んで下さい。)

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