秋桜とはコスモスの異名であるが、ここでは文字通り秋の桜である。各地で季節外れの桜が咲いていると報道されているが、我が鄙里では如何かと見廻ってみたら、我が家の庭先でも季節外れの桜が咲いていた。
大きな台風が二つも襲来し(21号 09/05、24号 09/30)、強風が吹き荒れたことから葉が落ちてしまったのちに暖かい日が続いたことから、桜の花芽が活発になり咲いたものと思われる。
季節はずれの桜とか”狂い咲き”などと呼ぶのは何やら無粋だから、あえて”秋桜”なのである。春の花に比べれば一回りもふた回りも小さな花であるが、まごうこと無き桜花である。花芽が十分成長する前に咲いてしまったから、小さい花なのであろう。 この桜は台風ですべて落葉した枝垂れ桜の枝先に咲いた花である。この「不時(ふじ)現象」は「不時現象・桜 2016年9月28日 」として2016年にも記事にしている。
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