天候は晴れだが、風が冷たい。立春過ぎてから冬が来た気分だが、このあたりが平年並みの天候であろう。今日の野良仕事は桃の幼木移植、人参の収穫、アスパラ畑の除草など。アスパラは小さい芽が出ていたから数日後には収穫時期か。
さて、表題の今日の一番桜《緋寒桜》と二番桜《桜桃》である。先ずは一番桜。ついで二番桜、両方の桜は共に西江川沿いの道路からも眺められます。三番に咲くのは染井吉野か大島か、今年の鄙桜は例年より十日は早そうだ。
緋寒桜も桜桃も昨年より成長し、花の見事さも増している。それは孫たちの成長と歩みを合わせているみたいである。そんな孫と桜の成長を眺めていれば、もう来年の桜が楽しみだし、十年後二十年後の桜も見たくなる。
もうぼちぼち幕引きかとは思いつつも、カーテンコールを待つような気分である。仙厓和尚(1750-1837)がその末期に、「死にとうない まだ死にとうない」と言われたと云う。まだ見るべき”禅の境地”を見極めていないと云う意味だと解されるが、茫猿もまだ「花の盛り」を見極めていないと思える。
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