梅雨末期の豪雨

【只管打座・・梅雨末期の豪雨・・03.07.09】
 例年のように梅雨時も末期になると、豪雨に見舞われることが多く、昨日も
今日も茫猿の住む辺りは篠突く雨です。
梅雨時に雨が多いのは悪いことではなくて、稲をはじめ植物の生長に欠かせな
いお湿りだと歓迎できます。空梅雨であれば夏以降に水不足の心配もあること
だし。
 でも世間では、梅雨にも増して心を湿らせる話題が多いのが、
気分を暗くします。
・閣僚経験者でもある自民党太田誠一議員、曰く
「集団レイプをする人は、まだ元気があっていいんじゃないですかね。
 まだ正常に近い」
・森喜朗前総理、曰く
「子供を1人もつくらない女性の面倒を、
 税金でみなさいというのはおかしい」
・長崎では、サカキバラ事件の二の舞を思わせる、事件続報が報ぜられている。
 幼児を駐車場の4階辺りから突き落としたのは、
 どうやら付近に住む十三歳くらいの少年のようである。
 いずれの事件も、コメントする気力もない。
三つの話題に直接の関連はないが、前二つは関連がある。
少なくとも、彼等発言者の品性には通じ合うものが感じられる。
そんな折りに、昼食時に食堂で拾い読みした週刊誌に面白い記事を見つけた。
小泉総理が相も変わらず人気が高い理由についてである。
 自民党の旧態依然体質をその発言からも、表情からも、体型からも感じさせる
人達と違って、小泉氏は痩躯であり、クラシックを愛し、歯切れがよく
従来型政治家像から離れたさわやかなイメージを感じさせるところが、
人気の秘訣なのではなかろうか、と云うのである。
 バツイチ総理で独身であるが、「日本の全てのご婦人が、私のファーストレ
ディ」と、言ってのけるあたりが、また人気を高め母性本能をくすぐるという
のである。
 北朝鮮と正面から対峙するには、米国との協調が不可欠であり、そのために
は今も戦闘地域であるイラクへ自衛隊を派遣するもやむなし、と考える総理の
危うさは、実は後世に至って評価されるものなのか。
 茫猿は、自衛隊の海外派兵はPKOならまだしも、戦闘継続地域へやみくも
に派兵するのは反対です。
 それでも、今週の株価急騰を見ていると、小泉さんはつくづく運のよい方だ
と思います。
 そんな折から、岐阜のアパレル業界の風雲児と呼ばれ、「企業は私物にあら
ず、社会の公器なり」と、同族経営を排し一代で数百億円の売上を擁する企業
グループの創業者K氏の突然の訃報に接しました。
享年71歳とのことです。
生前の、明るく歯切れがよく迫力に満ちたK氏を知るだけに、
早い逝去を悼み、またまた心沈む思いです。

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